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海外企業から学ぶ!ウェビナー実施後TODOに関する5つのノウハウ

今回は「海外企業から学ぶ!ウェビナー実施後のTODOに関する5つのノウハウ」です。ウェビナー実施後の行動として、お礼メールやアンケート実施がありますが、方法や気を付けるポイントはご存じですか?そこで役立つ海外情報を弊社の経験と併せてご紹介します。

こんな人におすすめ
・アフターフォローのやり方を知りたい
・イベント実施後の動きが分からない

ウェビナー実施後の行動次第で、ウェビナーの価値、企業ブランドの印象が大きく異なります。弊社主催のウェビナーで実践した感想もございます。


1. お礼メールは、お役立ちコンテンツを添える

ウェビナー参加のお礼を伝えるメールは、イベント終了後に送信することで、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、顧客と将来的に有効な関係を築くために、良好な印象を残すことができます。

フランスのウェビナープラットフォーム企業Livestormは、メール内に次のウェビナー情報や開催したウェビナー内容に関連するようなブログ投稿などを記載することをおすすめしています。ウェビナー直後は、参加者の熱が冷めていない状態のため、メールに記載した投稿を閲覧したり、次のウェビナーへの申し込みを進めたりする可能性が高くなります。

また、送信する際は、参加者が投稿したチャットやQ&Aの内容を踏まえて個別感を出すことも重要です。例えば、マーケティングがテーマのウェビナーのQ&Aセッションで「メールマーケティング成果を上げるためには何時にメールを送るべきか?」という質問をもらっていて、自社でメールマーケティングに関するeBookや記事があったとします。
その場合は、お礼メールを送る際に「メールマーケティングに関するご質問をいただきありがとうございました。弊社が制作したメールマーケティング成果を改善するためのノウハウ10選という記事がございますので、よろしければご覧ください。」などという風に、その人の課題や関心に合ったお役立ちコンテンツを送ると良いでしょう。

2.アンケートは10問以内にする

アンケートを実施し、生の声を聞くことで、改善点がはっきりし、次回以降のイベントの満足度を上げることができます。

アンケートは長すぎると回答率が下がってしまうと言われていますが、長いアンケートとはどれくらいを指すのでしょうか?

アメリカのエクスペリエンス管理会社Qualtricsやドイツのソフトウェア会社pointerproでは、12分以上回答時間がかかるものや15問以上あるものを長いと判断しています。そのため、10問程度のアンケートにするのが良いでしょう。

アンケートに関しては、「回答するつもりだったのにURLがわからなくなってしまった」や「締め切りを忘れていた」というケースがあるので、締め切り1時間前にリマインドメールを未回答者へ再送すると、より回答率を上げられます。

3.見逃し配信はウェビナー開催後10日以内に

当日参加できなかった方や聞き逃してしまった方、内容を復習したい方に向けて見逃し配信をする際は、実施日から10日以内に動画を提供しましょう。

アメリカのオンライン人材採用サービスを提供しているZIPPIAの調査では、ウェビナー実施10日以内に視聴回数の47%を占め、20日、30日と経つほどに視聴回数が減るという結果が出ています。
この調査結果から分かる通り、見逃し配信は早めに提供することで、多くの方に見てもらいやすくなります。
色々と編集したくなるところですが、不要な箇所のみ最低限カットし、見逃し配信は、ウェビナー開催後10日以内を目途に配信しましょう!

4.ウェビナーの統計分析

「2.アンケートは10問以内にする」ではアンケート結果から、開催したウェビナーの評価を知ることができるとお伝えしましたが、数値データからもウェビナーの評価を分析しましょう。

おすすめの確認すべきデータは以下になります!
 ・ウェビナー登録人数
 ・出席率
 ・アンケート回答率
 ・参加者の視聴時間
これらを確認することで、次回以降の改善施策を考えやすいです。

10月に行った弊社主催のウェビナーでは、参加率75.5%でした。アメリカのプラットフォーム会社Zippaの調査によればオンラインイベントの平均出席率は約 40%と言われているので、非常に高い数値を記録することができました。

このように数値で結果を知ることで、良い数値が記録できていれば行った施策を継続して行い、数値が良くなかった場合は、どのやり方が良くなかったか考え直すことができます。

5.Q&Aをコンテンツ化

ウェビナーで得られた情報をコンテンツに再活用しましょう!
Q&Aの回答は、ブログ投稿やポッドキャスト、ショート動画などに活用できます。

以前、弊社主催のウェビナーにご登壇いただいたLivestormCEOのジル氏は、コンテンツを横断的に再活用することが大切だと教えてくださいました。また、コンテンツの再活用にAIを使うこともおすすめしていただきました。Livestormでは、ウェビナーコンテンツの文字起こしにヨーロッパのGladiaというAIを活用しているそうです。

AIは要約が得意なのでウェビナーのハイライト部分だけを切り出し、まとめてショート動画を作り、各SNSに投稿することができます。長い動画をSNS用に短くできるAIツールとして「Peech」がおすすめです。(「Peech」の使い方や使用感を記載した記事をHPで公開しています。)

弊社でも10月に開催したウェビナーのQ&Aを記事として、HPに掲載しています↓
https://toprunner-marketing.co.jp/knowhow/20231128/

さいごに

今回ご紹介したウェビナー開催後のアフターフォローについての情報はいかがだったでしょうか?
参加者との今後の関係性構築や商談化につなげるために、ぜひ、ウェビナー開催時にご活用いただけると幸いです。


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