海外から学ぶ!ウェビナー開催時に役立つメールにまつわるTips5選
今回の記事は、「イベント実施前、実施後に使えるメールにまつわるTips5選」についてです。
こんな人におすすめ
・イベント集客メールの開封率を上げたい
・海外のすぐに実践可能なノウハウを知りたい
・イベントのフォローアップメールの書き方がわからない
イベント告知から、アフターフォローまで海外情報と併せてご紹介します。実例付きの内容もありますので、ぜひ、最後までご覧ください!
1.イベント告知はメール配信が最も効果的
ウェビナーに参加してもらうために、告知する方法はSNS、Webサイトといくつかの種類がありますが、メール配信での告知がイベント集客に最も優れているとご存知でしょうか。
海外のウェビナープラットフォーム企業である「GoToWebinar」の調査によると、メールはウェビナー登録の 57% を促進するとのことです。しかし、メールでの集客につなげるためには、日頃からコンテンツマーケティングに注力し、ハウスリスト数を増やし続けることも重要です。
また、弊社でも同様の調査をした結果、最も効果的な集客方法は企業のメルマガでした。
仕事や業務関連のウェビナーに1回以上参加したことのある人に対し「仕事や業務に関するオンラインイベント・ウェビナーの参加のきっかけになったものを教えてください。(複数回答可)」と質問したところ、「企業のメルマガ」が最も多く、次に「知人や同僚からの紹介(SNSでの投稿含む)」という結果になりました。
設立して間もない会社やマーケティングによるリード獲得に注力できていない場合は、ハウスリスト(自社が保有している顧客リストのこと)数が少ない状態ではありますが、個々に手紙を書くような気持ちで個別にカスタマイズしたメールを送り、イベントに招待すると良いでしょう。
一方で、ハウスリスト数が500件以上ある場合は、グループをいくつか分け、受信者が興味を持ちやすいような内容にして出し分けることで申し込みのコンバージョン率を上げることができます。
MA(マーケティングオートメーション)ツールやCRMツールを活用すると効率的に行えるので、ハウスリスト数が多い場合は導入を検討してみてください。
2.プロモーションメールを送る時間帯は8時~10時がベスト
次に、プロモーションメールを送信する際の理想的な時間帯に関する海外情報をご紹介します。
先ほどと同様に、「GoToWebinar」の調査結果では、プロモーションメールは午前8時~10時の間に登録する人が最も多く、全体の36%を占めていました。
つまり、午前中にプロモーションメールを送ると、受信者にとってもっとも行動を起こしやすいとされています。この時間帯は、多くの人が仕事を始める時間であり、仕事のスケジュールがまだ混雑していないため、メールに対する注意が高まる傾向があります。したがって、効果的なプロモーションメールの配信を目指すのであれば、午前中の時間帯を重点的に検討することをおすすめします。
3.メール件名の冒頭にパワーワードを用いる
受信者は、大量に来るメールの中から件名の最初の単語で読むか読まないかを瞬時に判断するため、冒頭にメールの中身を読みたくなるようなパワーワードを置くことは非常に重要です。
<パワーワード例>
著名人が登壇する場合はその人の名前(例:イーロン・マスク登場!××××)
有名企業の人が登壇する場合は社名
(例:Salesforceマーケティングマネージャーが語る!××××)
登壇者の知名度ではなく内容勝負であれば具体的な成果や価値
(例:フォロワー10万人を1か月で達成したX運用方法)
このようにパワーワードとは、読み手の関心を瞬時につかめるキーワードを指します。
過去に私たちのクライアント様のイベントで、Googleのマーケティングマネージャーが登壇し、ストーリーテリングについてお話いただきました。その際、集客のために3パターンでメルマガを配信していただいたのですが、「Googleマーケティングマネージャーが語る!××××」という件名のメールの開封率が最も高く、イベント申し込み率を示すコンバージョン率も3つのメルマガの中で最も高い結果となりました。最初に目に入る部分にパワーワードを持ってくるようにしましょう。
4.出席率を上げるためのリマインドメールは3回に分けて送信する
フランスのウェビナープラットフォーム企業「Livestorm」によると、出席率を上げるためにリマインドメールの送信は、ウェビナー当日3時間前・セッション開始の1時間前、セッション開始時の3回に分けて行うと良いとのことです。
最近では、Zoomウェビナーなどプラットフォームで設定をすれば、セッションの1週間前、セッションの1日前、セッションの1時間前の3段階に分けてリマインダーメールの自動送信を行ってくれる機能があります。
適切なタイミングでリマインドメールを送信することにより、メールの開封率とイベントの参加率向上につながります。
また、定期的なリマインドで参加者がイベントをうっかり忘れてしまうことも防ぐことができます。そのため、リマインドメールは「しつこいかな?」と不安になっても、3回送ると良いでしょう。
参照:https://livestorm.co/blog/smart-webinar-tips-from-14-marketing-experts
5.フォローアップメールにはお役立ちコンテンツを盛り込む
コンサルティングサービスを行う「LUISA ZHOU」のウェビナー統計によると、フォローアップメールに参加者にとって有益なeBookなどの追加リソースを提供することで、ウェビナー参加者がコンバージョン*に至る可能性が60倍高まるというデータがあります。
*Web業界におけるコンバージョンとは、Webサイトを運営する上でゴールとなる最終的な成果のこと。
お礼メールを送信する際は、参加者が投稿したチャットやQ&Aの内容を踏まえて個別感を出すことも重要です。例えば、マーケティングがテーマのウェビナーのQ&Aセッションで「メールマーケティング成果を上げるためには何時にメールを送るべきか?」という質問をもらっていて、自社でメールマーケティングに関するeBookや記事があったとします。
その場合は、お礼メールを送る際に「メールマーケティングに関するご質問をいただきありがとうございました。弊社が制作したメールマーケティング成果を改善するためのノウハウ10選という記事がございますので、よろしければご覧ください。」などという風に、その人の課題や関心に合ったお役立ちコンテンツを送ると良いでしょう。自社の見込み顧客に近い人から優先的にイベント当日中に送信しましょう。
さいごに
今回ご紹介したメールマーケティングに関する海外ノウハウはいかがでしたか?
ウェビナーを行う際のお役に立てれば幸いです。
海外情報を調べる際に「こういう情報を知りたいけどなかなか出てこない!」というものがあれば、お気軽にご相談ください!
トップランナーマーケティングでは、「日本と世界の架け橋になる」をミッションに、海外トップランナーを招いたオンラインイベントの企画支援や海外スポットコンサルティングサービスをご提供しています。
「テーマは決まっているけど、具体的に誰を呼べば良いかわからない」といった場合でも、イベントに合いそうな海外トップランナーをリストで共有しご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください!
イベント集客に役立つ記事はこちら ↓
https://toprunner-marketing.co.jp/knowhow/20230509/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?