【ディズニー】プーさんのアトラクションから感じる没入感と懐かしさ
6月にディズニーランドに行った際、「プーさんのハニーハント」というアトラクションに(乗った記憶がないのでおそらく)初めて乗った。
事前にディズニーについて色々調べていると、プーさんと美女と野獣は東京が一番良いと散々見ていたので期待値は高いものの、美女と野獣の技術がすごいので、それより何年も前にできたプーさんが本当にすごいのか…?という疑問もあった。
結果を一言でいうと、、、
「これは東京を代表するにふさわしいアトラクションだわ」と思った。(全然一言じゃない)
割と最近できた美女と野獣と比べても、見劣りしないくらいいろいろな技術が組み込まれて非常に面白かった。
ここからは凄いなと思った点をいくつか挙げていく。
まずは、乗る乗り物の台車ごとに大きく動きが異なることだ。美女と野獣でもそうだが最近の傾向、というか最新技術としてライド1台ずつAIが組み込まれており間隔調整をするとともに順番をその場で決めている。こういうアトラクションの特性だが凄い点として、
①レールがなくアトラクションに集中できる
②見せたいポイントは自然な視線誘導によりラ イド見ることができ、アトラクションの内容やストーリーが支障をきたさないため乗るライドによる不快感や大きな差が出にくい
③乗る台車ごとに見られる細かいポイントが異なるため毎回新鮮さが味わえる
ことである。美女と野獣ではクオリティの高いプレショーがあるのに加えわかりやすいストーリーと高音響設備によるライブ感、野獣から人間に戻る際のペッパーズゴーストを用いた演出などが他では味わえない魅力である。
一方プーさんでは何よりプーさんの緩やかな世界観をしっかり再現していることに感動した。まずアトラクションが始まってすぐに、デカ絵本に映像を投影するシーンがある。シンプルな仕組みではあるもののQラインとアトラクション初めの演出で「絵本の中に入り込んでいる」ということを認識させることですっと受け入れやすくなっている。
プーさんが風船を持った状態で風に飛ばされていくシーンがちらっとしか見えないのにしっかりと上下に動きながらなめらかに移動しているのに感動した。そして途中で映像と手前にある木とライドを同時に動かすことで不快感がない程度の飛び跳ねを再現していることに感動した。
部屋?に入ってプーさんが夢の中に入ってしまう演出として部屋全部を真っ暗にした後無数の星に変えてキラキラさせる演出はどうなっているのか全く分からなかった。タワテラでも同じような演出があるが、それより近くで見ているはずなのにわからないのは不思議である。
最後の本が閉じる(閉じないときもある、ていうか色々な映像を見る限り、最近そっちの方が多いのではとも思うが・・)シーンがあることで現実に戻ってきたことを間接的に伝えるのと同時に、子供のころに感じた「もう絵本の読み聞かせが終わって寝なくてはいけないのか」という悲しくもあり懐かしくもなる何とも言えない気持ちを味わうことができた。プーさんの独特の世界観をしっかりと再現しつつも子供の時に味わった懐かしい気持ちと重ねあわせることのできる最高のアトラクションだなと思った。
プーさんの話を他にも書いてるのでよければぜひ↓
プーさんの視覚効果と多様性
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