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人との交流が苦手な引きこもり。これは誰にも伝わらないだろうなあー。 という個人的な話を…

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人との交流が苦手な引きこもり。これは誰にも伝わらないだろうなあー。 という個人的な話を書きます。

最近の記事

ピンク玉に命を救われた話

 私には、二つ年上の兄がいた。  兄には自閉症という知的障害があり、言葉が話せないわけではなかったが、ものごとの捉え方や言葉の扱い方が私と異なるために、言語によるコミュニケーションが困難だった。  兄が喋ることはいつだって、質問調でありながらも同じやり取りを繰り返させるだけで、そこに兄の感情も思考も乗っていないように感じられて空虚だったし、私が何を話しかけてもオウム返しにされるだけで、私の思いや言葉の意味が伝わっているとはとても思えず、会話をする意味が感じられなかった。

    • ポリアンナが好きやねんの話

       MOTHERというゲームシリーズは、多くのゲームファンにとってとても特別な意味のあるゲームである。任天堂と浅からぬ縁のあるコピーライター糸井重里がディレクター兼シナリオライターを務めた、任天堂初のコマンド選択式RPGであることや、ほんわかしながらもどことなく奇妙で不気味なグラフィックであったり、喋りまくるモブ達の独特な台詞回しであったり、感動的でありながら決して良心的とは言い難いストーリーであったり。  中でも音楽だ。このシリーズはとにかく音楽がはちゃめちゃに良いのである

      • ボトルメールにロックンロール

         私が今でも「絶対に誰にもわからない」だろうと頑なに信じている、とても大切な記憶がある。  どうせ誰にも届く訳がないと思っているのに、何故誰にでも読めるような形で文章を公開しようとしているのか、本当はまだ知らない振りを続けていたいのだけど、実は先日個人的にとても嬉しいことがあった。だからかもしれない。私は今、多分調子に乗っている。本当は、どこかの誰かに届けばいいのにと思っていたことに気付いてしまった。  読んでも、読まなくても良い。わからなくても全然構わない。今からするの

      ピンク玉に命を救われた話