#2 自尊心を傷つけてくる人との関わり方
前回はイメージのお話をしたので今回は関わり方のお話です。
自分に対して良いイメージをもって肯定してくれる関係ならよいのですが、
悪いイメージをもって否定してくる人もいます。
じゃあ、どうしてそんなイメージが出来上がるのでしょうか?
なぜかというと、他人が自分に求めている結果が違うからです。
アドラー心理学では「課題分離」が重要だと言われています。
この「課題=求めている結果」ととらえるとわかりやすいと思います。
たとえば
・あいつが(お前は)使えない!
・あいつが(お前は)言う事を聞かない
・あいつが(お前は)勝手な事ばかりする
といったことです。
これは貴方の課題でしょうか?相手の課題でしょうか?
ここまで読んだ貴方ならわかると思いますが、
そう、これは相手の課題です。
相手が望む結果になっていないから責任転嫁しているだけなのです。
もう少しわかりやすくすると、「あいつが」のところを「パソコン」
に置き換えてみましょう。
・パソコンが使えない
・パソコンがいう事を聞かない
・パソコンが勝手な事ばかりする
どうでしょう?
貴方が傷つく必要はあるでしょうか?
相手が勝手に自分にはできないと嘆いているだけなのです。
相手の課題に合わせてしまうと、貴方は自分が生きたい人生を進むことが
できなくなってしまいます。
自分が進みたい道を選択すると、必ずこういった人が現れると思います。
ですが相手の言葉に流されることなく、自分の進みたい道を選んでみてください。
人生において何が課題かは、人それぞれ違うもの。自尊心を傷つけてきた相手の事も、どこかのタイミングで自分の人生において成長という経験だったと認識する時が来るはずです。
否定するのではなく、そっと距離を置いて相手は相手の価値観だと認めて、常に自分の課題に集中しましょう。
それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。
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