"master/slave"がダメでなぜ"colorblindness"は通ってしまうのか

てみじかに。

昨今、"master/slave"のような、人権問題を想起させる言葉をつかわないようにしよう、という動きが各方面で見られますが、
"colorblindness"、つまり色覚特性少数派(いわゆる色弱)に関して
「色が識別できないわけではない」にも関わらずblindnessという言葉を使うことにより「色が識別できない」という誤解を生む表現となっていることに関しての議論が進んでいないようには思えます。

「人権問題に配慮しています」という形式だけの「いいかえ」ではなく、誤解や、それを使うことで差別につながる表現を適正な形に表現しなおす、というアプローチこそ必要なのではないか、と思う次第です。

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