見出し画像

救急救命選手権の選考をします!

最近、忘れ物が多く1日に一回は何かをどこかに忘れます。
一番なくすのは財布です。高校時代から合わせると6回も警察にお世話になってます。だけど驚くことに一度もお金やカードを取られることなく見つかるんですよね。

ほんといい国だなって思います。

毎回感動が上回り、まったくせず再犯を繰り返す田中です。

選手選考

救命選手権までちょうど4週間前となりました。僕の大学からは6名の選手がでます。

これまで救急救命学科全員でいろいろな症例を毎日シュミレーションし、国家試験対策も行ってきました。あと4か月なのでさすがに選手を決めないといけない時期になりました。

選手権の練習を始めるにあたって僕がみんなに掲げたコンセプトは選手権までの日々が充実し、楽しくなることでした。

救急救命士の大学で唯一他の大学と違うところはお互いが成長しあえる環境を考え、作り、実践することです。それは救急救命士という職業がそのさらに上に成り立っているからです。

選手はあくまで6人。選手選考が行われた時点で選ばれなかった人たちは楽しくなくなるかもしれない。

だから選手権の練習自体を全員に楽しんでもらう必要があった。

とにかくみんなに楽しんでもらえるようなサービスをしてみました。

・シュミレーション方法の改正
・YouTubeにシュミレーション動画を投稿し共有
・国家試験対策ができる環境づくり
・グループラインで毎日の情報提供、報告

これまでやってきて初めの方は参加者を集めるのに苦労しましたが、いまでは参加しない人の方が少なくなってきました。

また、僕がおこなったサービスも代行してくれるひとがでてきました。

 

救急救命学科、救急救命士としての永遠の課題

それは学習です。

救急救命士はひとりで学習することも必要ですが、想定訓練ではひとりではできません。

課題となるのはともに学んだり想定訓練する仲間との関係です。人によってモチベーションが違うことも大きな課題です。

僕が個人的によく聞くのは救急救命士養成校の学生で”意識が違う”ということばです。実際に相談にのった学生は一生懸命に勉強し努力をしていましたが、他の学生と気持ちに差(意識が違う)があり、学校をやめたいとまで言っていました。救急救命士の仕事は大好きでいろんなことを知っているのに、そんなひとが救急救命士を目指すのをやめようと思うなんてすごく悲しいことだと思いました。

もちろんそのひとが悪いわけじゃないんですが、この状況がまずいんです。

養成校が面白くないから意識が差があるんだと思いました。

もっと救急救命を盛り上げる。かっこよくしていきます。