位置情報シェアしますか_

位置情報見せあう若者 大流行アプリ「Zenly」~監視社会を予測させる?~



高校生や大学生の間で
流行っているといわれている、
位置情報シェアアプリ
「Zenly(ゼンリー)」


簡単にいうと、
友達と位置情報を
シェアすることによって、

地図上で友達の今いる場所が
わかるだけでなく、

地図上に表示される友達と
リアルタイムでチャットもできる

といったスマホアプリですね。



これのおもしろい使い方が
載っていたので、
紹介します。

「この前、
『友だちが今どの辺いるかな』って
ふと気になったので
Zenlyを開いてみたら、

池袋にいることがわかって。
『一緒に帰れるかも』と
思ってLINEしたら、

すぐ返信が来て。
池袋西武にいたんで一緒に帰った」

と女子大学生。


まぁ、これは、
普通の使い方かぁ・・・


ある学生が
「出席頼む時、
大学にいる友だちを探して連絡する」

というように、授業の代返にも利用しています。


これは、大学生ならではの
使い方だよね。


代返にまで、アプリ使うって、
本当に、便利な時代になったねw



「私めっちゃ電車で寝過ごしちゃうから、
みんながZenlyで起こしてくれるの。

今から帰るから
最寄り駅着いたら起こしてーって
お願いするとね、

誰かしら電話かけてくれる(笑い)」

と、これまた女子大生。


これは、学生でなくても、
使えるかも。。。

友達や、あるいは家族に頼んおけば、

寝過ごして、
終点まで行ってしまうって
ことも少なくなるよねw



でも、使っていると、
こういう意見も出てくるらしい。

「アプリを見て
『おまえ昨日、○○に行ってただろ。
誰と行ってたの?』

『あいつこの前、
○○に行ってたけど
女がいるんじゃね?』

とか友人と話したりする。

あんまりチェックしていると、
『おまえ、きもい』ってなる」


まぁ、これが
正常な反応かもしれない。



自分の居場所が
常に誰かに把握されている

という感覚は、

実際に使ってみないと
わからないかも知れないけど、

これが進めば、
互いに監視し合う社会に
なっていくんじゃないかなぁ

少し怖くなってしまいます。


先日、Amazon Primeで見た、
エマ・ワトソンとトム・ハンクスの
W主演の映画
「ザ・サークル」
を思い出しました。

映画では、
自分の位置情報ではなく、

自分の実生活そのものを
SNSで世界中にシェアする

というものでしたが、

まさに
24時間、四六時中
誰かに見られている


という恐怖を感じました。




あなたは、
自分の居場所を
シェアしたいですか?



それが、恋人や、
奥さんあるいは旦那であっても・・・





それでは、また!

市川ヒロシ


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