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コロナを気にする人を気遣うのに疲れた


タイトルに対していろいろ思う人はたくさんいると思うけれど、私個人の意見はこれに尽きる。


2020年3月頃は、未知なもので海外で警告がたくさんされている中、恐れていた。
恐れから、徹底的に対策もしていた。

そして4月に行う予定の結婚式を来年に延期した。


今になって第3波とも言われていて、また外出自粛といわれる。
近くのスーパーでは長蛇の列で、大阪内で自粛をしてる人は本当にいるのか疑うほど、人も車もたくさんいる。


この頃になるとさまざまな意見が飛び交う。
変わらずコロナを危険とする人、コロナに対して疑問を持つ人、コロナを利用した政治的な背景を考える人、本当に、いろんな意見を目にする。


正直私はどちらの意見も正しいとは思えない、というか、わからない。

専門家ではないし、どちらの意見も専門家と名乗る人が発言している。
こんなにも情報が溢れていたら取捨選択が大変だし、それをしている人はいるけれど、私はそこまでそこに時間をかけたくない。


いろんな意見をみて、私個人の意見では「気にしない」を選ぶことにした。
気にせずに、何十年も前からやっているうがい手洗いを徹底する。
インフルエンザになったことすらない。


ただ、これから行われる予定はコロナを気にする人がいるからこそ、どんどん変わっていく。

私は誰が正しいとか間違ってるとかが判断できないからこそ、どちらの意見も己が正しいと思うのならそうなのだろう、と思っている。

各々の考え方があるのだから否定するつもりもない。


でもコロナを気にしない人は予定を変えないので、予定が変わるのはコロナを気にする人。

気にする人からしたら予定を変えない人に対していろいろ思うと思うけれど、私はどちらかというと気にしない人なので、予定を変更させられる側になる。


そして、来年の4月に延期した結婚式は、もう中止にすることにした。

これがタイトルの通り、コロナを気にする人に気をつかうのが疲れてしまったのだ。

結婚式を中止にしたと書いたnoteでも書いたけれど、誰がくるかこないか何人結局集まるのかわからないものにお金と時間を割くことができなくなってしまった。


自分の理想を今年の3月までにたくさん考えていて、準備していて、ワクワクしていた。そのモチベーションがもう起こらなくなった。
わからないからどうしたらみんなが楽しんでもらえるのかがわからないのだ。


加えて、SNSで「結婚式 中止」とか調べると、中止にした新郎新婦の意見もあれば、「中止にしろ」と訴えるゲスト側の意見もある。


この後者が私は気になって仕方がなかった。
自分だけの行動なら、人の意見は気にせずに行動するタイプなのだが、みんなに楽しいと思ってもらいたい、感謝を伝えたいと思っている結婚式なのに、それを不快に思う人が出ることが怖かった。


コロナを気にする人を気遣うのに疲れてしまった。


だからこそ、コロナで予定が変わることに対しても、もう何も言いたくなくなった。
もちろん、いろんな意見をちゃんと知ってということは伝えてるけれど、それを見た上で判断する人もいるだろう。


私はコロナで経済や人の心が死んでしまうことが怖い。
先月行った島根と鳥取の旅行でも三連休の2日間、休みのお店をちらほら見た。

観光客か賑わっている中、それでも閉まっている。もしくは閉店している。

この現状が恐ろしい。


大都会のなかで大きな店舗が閉店セールをしているのを見るのも辛い。


私も会社から契約解除された側の人間。幸い夫が仕事しているので生活はできるけれど、経済的ダメージは大きかった。


そして結婚式でたくさん考えさせられたことも精神的には大きな痛手を負った。
決断するにも疲れた。
延期する決断も、中止する決断も。

今では、フォトウェディングに変更を考えたものの、その場所を探すの一歩すら動けない。


このnoteで何が伝えたい、とかはないんだけれど、いろんなダメージを負ってる人が世の中にはたくさんいると思います。


そんな中で、ただ目にする耳にする情報だけを鵜呑みにはしないでほしいと思うし、わからない発言をしないでほしいなあと思います。


本当にコロナで死ぬかわからないのに結婚式を中止にしろ、という人も、本当にコロナで死ぬかもしれないのにコロナ信者を愚弄する人も、相手のことを否定する前に、それを発言してもいいほどの情報を手にしてほしい。


私みたいに情報を手にすることに疲れた人は、もう自分の意見を信じて相手に押し付けずに、我が道を行きましょう。

どちらの意見を信じても、反対意見を気遣うのは疲れるね。

そんなことをふと思った1日でした。


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