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9/1のゆる〜く気になる記事 車部品工場 空調用に転換

9/1の日経新聞からです。

タイトルだけを読みますと気になるポイントがよくわからないと思いますが、生成AIの影響で化石燃料(ガソリンやディーゼル車)用の部品工場が変わっていくという記事になります。

三菱電機は、車の電動化でガソリン車の需要が減っていく一方、空調は人工知能(AI)の開発などに使うデータセンターの冷却用に伸びており、そこに経営資源を再分配する、という戦略です。
約200億円を投じて、2026年には生産を開始する計画です。
三菱電機には、世界で自動車部品工場が15ヶ所あり、2027年までに23年比で4割減らすということです。

生成AIの拡大は、様々な分野や企業に影響があります。当然、半導体の需要が伸びることで、半導体製造装置や検査機器が増えますので、生産設備用の部品メーカーのビジネスに繋がります。また、記事にあるデータセンターが増える事でサーバーを冷やすための空冷/水冷のファンモーターなども増えます。すでにAIを搭載したパソコンや携帯電話なども発売されています。

企業がこのように経営資源を再分配していくのは当然の戦略であり、記事にある三菱電機以外でも多くのメーカーが中期経営戦略などで公表しています。
これは、持続的成長を実現するためのポートフォリオ変革と言えます

注目する企業が、あるいは自分の会社や顧客がどういった将来戦略を立てているか、注目です。

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