11/18週のゆる〜く気になる記事 まとめ
先週は急に冷え込み、寒い日が何日かありましたが、今週はまた少し気温が上がるようです。景況感も業界により様々なようです。
今週の日経新聞から気になる記事をまとめました。
❶ トランプ次期政権政策
11/19 日本車、米関税に身構え
11/21 米、脱炭素「60兆円」を縮小
11/22 現代自、北米戦略へ新体制
11/24 米でEV見直し相次ぐ
記事では、トランプ次期政権による経済影響が沢山ありました。投稿した記事をご覧ください。
❷ 株価、経済
11/19 ESG社債、初の減少
11/19 機械受注5.7%増見通し
11/20 中国関連株、世界で下落
11/21 上場企業、4年連続最高益
11/21 中国製紙工場、7割操業停止
11/21 工作機械受注、10月アジア向け増
11/22 エヌビィディア、影響力陰り
11/24 キオクシア来月18日上場
11/24 半導体株相場は終わったか
11/25 上場企業、一転2%増益
工作機械受注に明るさが見えてきているようです。ただし、中国も上期は政府の不動産補助などの期待から家電などの生産需要が伸びたのですが、結局実内需は回復せず在庫になっているという話もあり、まだまだ景気回復には時間がかかりそうです。
キオクシアの上場はすごいことになりそうな気がします。
❸ EV、自動車
11/21 VW労組、独工場閉鎖回避へ対案
11/22 日産北米従業員、6%希望退職
11/22 全個体電池、航続距離2倍 ホンダ
11/24 欧州のEV電池構想 暗礁
11/24 VW労組、来月スト示唆
11/24 日産、タイで1000人リストラ
11/25 狙われた日産、タイで苦戦
自動車の需要環境が悪く、EVも足元に加え米国の方針がEVには厳しいとみられる中、リストラの記事が目立ちました。日系では、日産の苦戦が目立ちます。またVWは、ただでさえ不況のドイツ経済に少なからずとも影響を与えそうです。
❹ 半導体
11/22 データセンター需要照準 キオクシア
11/22 JX金属、180億円投資 半導体材料新工場
半導体需要の先行きがデータセンターの増設や半導体製造装置の投資などの期待により、下期から来年にかけてはまだ好調との見通しです。ただし、株価は一服感もありそうです。
❺ 環境
11/18 送電線上空、ドローン航路
11/19 水素エンジン実用化へ一歩
11/19 石炭火力削減、遅れる日本
11/21 NIKKEI SDGsランキング
11/24 排出量10万トンから取引義務
11/25 排出削減「60%」に 2035年度目標
米の脱炭素縮小は、トランプ次期政権に関わっていますが、それ以外では環境課題の解決に向けて、色々な施策が進んでいます。
NIKKEIのSDGsランキングが発表となりました。各社の取組みが進む中、今までと同じレベルの開示や取り組みでは、なかなかランキングが上がらないとお悩みの企業も多いかと思います。私の部署も例に漏れず「開示の充実、レベルアップ」を進めています。
❻ 生活、働き方
11/18 海外旅行、コロナ前の半分
11/20 働くシニア 年金減緩和
11/20 賃上げの条件 カギ握る価格転嫁力
11/21 ウォルマート「値上げ予告」
11/21 訪日客、最速で3000万人超
11/21 リスキリング取組状況 積極的な企業は1/4
11/21 ガソリン店頭、2週連続上昇
11/24 RICOH広告「仕事に、余白を」
11/24 給与増やす企業 高ROEと両立
ウォルマートの値上予告は、トランプ次期政権の関税に絡んでの記事です。輸入品の関税をあげることは、最終的にはアメリカの消費者の負担になります。企業は関税分を価格に転嫁しますし、それでアメリカ生産品が売れればいいのでしょうが、生活用品などの多くは輸入ですし、上手く国産品の保護になるのか疑問です。
それと、とても驚いたのがRICOHの一面広告です。ぜひご覧下さい。かなりのインパクトというか、あれれ、という印象です。お金のある企業は、こういう大胆な広告も出せるのだと思いました。