イギリス ビザ申請のあれこれ
今日はイギリスの大学院に留学する際に必要となるビザ申請についてです。
解説は他の方のブログでも書かれていますので、私が申請する中で困ったことを中心に書きたいと思います。
スケジュール
留学エージェントからは通常6月ごろに大学からCASが発行され、ビザ申請の手続きを行うと聞いていましたが、私の場合4月にCASの発行がありました。12月にofferをacceptしていたからか、私の大学/コースが早めに発行してくれたのか、とても早かったです。具体的に見ると、
4/13 大学からCASを発行するから登録情報に誤りがないか確認のメールが来る
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4/17 大学からCASが発行される
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4/22 オンラインでビザ申請、NHSなど支払い
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4/28 ビザセンター＠東京にパスポートを提出する
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5/9 申請が受理されたのでUK Visa Application Centreに取りに来てとメールがくる
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5/10 UK Visa Application Centreに行きEntry Clearanceのシールが貼られたパスポートを回収
というスケジュールでした。混み合っていない時期だったのと、GWもイギリスは稼働していたのか、予想以上に早く手続きが完了しました。
優先して手続きしてもらえるプライオリティサービス含め、課金するサービスは一切使用しませんでした。
オンラインでの手続き
私はエージェントのビザ申請サポートは使わなかったので、自分で調べながらやりました。午後半日使いましたが、基本的な情報を入れていくだけですので、そこまで難しくはないです。親切にも、申請画面のスクショを載せながら何を回答すればよいのか教えてくれるブログがありましたので、基本的にそちらを参考にしました。
リーズの場合、BRPカードの回収先を大学に変更することができます。CASのメールにAlternative Collection Location codeの記載があるので、そちらに変更しました。（変更しない場合、郵便局が回収場所だったがする…）
事前にアップロードする書類では、CASと卒業証明書をアップロードしました。（ビザサポートを利用されていた方や過去申請していた方の情報でを見ると、この二つが有力です。みんなここで悩むらしい…w）あとから、追加資料が必要と言われたりすることもありませんでした。
NHSとビザ申請の費用は184,650円でした…。こちらの決済をする際、クレジットカードでの決済がうまくいかないことがあるようです。私も2回はねられ、3回はねられると最初からというようなエラーが出たのでどきどきしたのですが、同じカードで3度目はOKでした。同様のエラーが出たという方、他にも見かけました。理由は謎…。
ビザセンターについて
汐留駅から歩いて5分くらいのところにあります。どのビルか分かりづらく、近くをうろうろしてしまったので、事前にビル名をググって建物の写真を確認しておくと見つけやすいと思います！w
鍵が閉まっており、インターフォンを押すと中にいる警備員さんが開けてくれます。最初に警備員さんに予約書類等を見せるので、オンラインで申請した時の書類を忘れずに！
PCはその先の部屋に持ち込むことはできないため、ロッカー（といっても3段しかない引き出しみたいなもの）に入れてくださいと言われます。私の時はロッカーが埋まっていたので、カバンに入れたままにして中では開かないでくださいと言われました。スマホは中でいじってもOK。
中はローカウンターになっていて、スタッフが4名ほどいます。日本人の方が2名、インド系、アジア系の方がそれぞれ1名いました。日本人以外の方でも、日本語で説明してくれますのでご安心ください。
オンライン申請時に過去の渡航履歴を入力していたので古いパスポートも念のため持っていきましたが、古いのは提出不要でした。
パスポートの提出や支払いが終わると、Entry Clearnceに使う写真撮影と指紋の登録を別室で行います。
パスポートの回収について
回収は予約不要ですので、空いている時間に受け取りに行きます。私は朝一番の8時に受け取りたかったので、7:45くらいに行ったところ一番でした。警備員さんのチェックのところで少々時間がかかるので、そのまま仕事や学校に行きたい人などは少し早めに到着して最初に入室できるとスムーズだと思います。
パスポートにEntry clearanceが貼られているのを確認し終了です。記載されている期間に渡英することになります。
財政証明書について
多くの方が書かれていますが、日本人は財政証明の提出が免除されています。私も提出を求められることはありませんでした。提出を求められたという人を聞いたことも今のところないです。
ただ、もし求められた際は期限内に英語の証明書類を提出する必要があるので、私は銀行から取り寄せだけしておき、求められたら翻訳を依頼しようと思っていました。
私はメガバンクとネット銀行それぞれ口座がありますが、メガバンクの方は支店に出向いて書類を提出すると1週間ほどで郵送されました。（英語で作成することも可能なようですが、どのくらい時間がかかるかわからないとのことで、とりあえず日本語で依頼しました）ネット銀行の場合は、マイページからPDFをダウンロードできるので、簡単でした。
財政証明に保有している株や投資信託は含められないようです。私はビザ申請時点でまだ売却していなかったので、もし求められていたらやり直しになっていたかもしれないと思っています。
パスポートに旧姓が併記されている場合
あまりいないと思いますが、パスポートに旧姓が併記されている場合の申請方法についてです。私も本当のところどう申請するのが正しいのかはわからないのですが、（おそらく）無事に手続きできているので参考までに私の申請方法を書いておきます。
分かりやすく説明するために、パスポート上の姓の記載が、SHINSEI（KYUSEI)になっているとします。
私の場合、大学からCASを発行する前の登録情報確認のメールで、姓がSHINSEIのみになっていました。不安だったので大学にパスポートの写真を付けてメールをし、「パスポート上はSHINSEI（KYUSEI)になっているけど、SHINSEIだけでよいの？」と確認をしました。すると、大学からは、「SHINSEI（KYUSEI)に変更するね」と返信があり、SHINSEI（KYUSEI)としてCASを発行してもらいました。
オンライン申請で名前を入力する際、パスポート同じように入力するよう記載されていますが（）が入力できません。そのため私は、
名前の欄は、「下の名前ローマ字 SHINSEIKYUSEI」という形で入力
Other Family Nameという欄があったので「KYUSEI」と入力
最後のExtra Informationに、「今の名字はSHINSEI ですが、旧姓はKYUSEI です。パスポートはSHINSEI（KYUSEI)になっているけど、（）が入力できなかったのでSHINSEIKYUSEIと入力しています」と説明を記載しておきました。
ビザセンターにパスポートを提出したあと、特に確認が入ることはありませんでした。
そして発行されたEntrance Clearanceには最終的にどういう形で書かれていたかというと、なんと…「Name：SHINSEI 下の名前ローマ字」と書かれていました…！（つまり、名前は申請だけで大丈夫だったのか…？）
正しい申請方法を問い合わせたわけではないので、実際のところはわからないのですが、上記の方法で申請したところ問い合わせが入ったり却下されることはありませんでした。最後補足でも説明したので、それを見て先方がうまく発行してくれたように思います。
（2023/10/18追記）イギリスで受け取ったBRPでも、名前は新姓のみの記載でした！ビザ申請時に旧姓を記載する必要はなさそうです。
また航空券の話になりますが、こちらも基本は新姓だけでよいようです。行きの飛行機を予約する時、名字の部分をSHINSEIKYUSEIにしてしまい、空港のチェックインカウンターで若干止められました…。
航空会社としては、新姓だけで予約するのが通常なのに、私がSHINSEIKYUSEIで予約してしまったことがまずひっかかり、見せてくださいと言われたCASの名前が新姓だけになっていたため、万一イギリスに入国する際に引っかかって、航空会社側に「なぜこの名字で搭乗を許可したのか」質問が飛んでしまうケースを懸念していたようです。念の為持ってきていたビザ申請のコピー苗字に関する一連のやり取り（上に記載したもの）を見せ、おそらく大丈夫だろうということで無事チェックインを済ませることができました。実際のところ、入国審査で航空券を見せることはなかったので問題はありませんでした。ただ、イギリス入国まで不安で仕方なかったです…。
参考になれば幸いです！
私のnoteでは、英大学院出願のスケジュールや結果、渡航までの準備で自分が知りたかったけど出てこなかった情報などを書き残しています。
いろいろとさらけ出していますのでw、参考になればスキしてもらえると励みになります！
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