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アマチュア野球×デザイン

「デザイン経営」によるブランド構築とイノベーション

スポーツ選手に「デザイン思考」を身につけてほしい。

「気づく」→「考える」→「伝える」

野球界は、従来「トップダウン型」の「オールドパワー方式」の組織が良しとされてきたと思います。そして、これからコーチになるだろう20代の指導者の卵たちも必然的にこの指導を受けてきています。自分の指導スタイルは自分が受けてきた指導に影響を受けることが多いので、ここへの危機感が私は強いです。

私個人の大学時代の軟式野球部での経験を少し話させてください。

私が入部する数年前に、トップダウン型の上下関係しかないチームから先輩方が変えてくれたと言う話を聞きました。学生主体で、学年による差別もなく、実力主義でメンバーが決まり、推薦で入ってくる選手もほとんどいないので、個々のスキルと人間性に全てが寄与しているチームという面では最高の環境でした。

グラウンドも大学にないので、外の施設でお借りしてバイクでみんなで移動して練習をします。

練習時間は平日2時間、土曜日は自主練習、日曜日はオフ(→これがすごい!)

長期休業中は3時間練習。冬はオフ・練習が3ヶ月ぐらい練習がありませんでした(→確か)。

この練習時間だけ見ると”勝てない”と思われるかもしれないですが、私が所属していた期間は全国は毎年出場し、私たちの代は全国優勝しました(→私個人は何もしていません。他のことに夢中でした。所属だけしていた感じです。)。

自由な時間が多い・オフにチーム練習がないのでアルバイトなどで色々な経験ができましたし、野球をしていない時間かの学びというのはとても価値があるということを経験できました。日曜日には、草野球チームで河川敷野球をしたりして、社会人の方々とも一緒に野球をしていたりしていました。

こんなに楽しい野球があるんだ。野球との関わり方もチーム内で違いがあることも当たり前でそれでも集団って成り立つんだ。同時にいろいろなチームに所属すると経験が倍で積み上がるんだ。トップダウン型でないとこんな形で練習が進むんだ。そんな大学時代の経験が今の私の野球指導の原点になっていると思います。

そして、これらの経験を現代風にまとめ、これからの社会に必要な要素を掛け合わせて伝えるのであれば「デザイン思考」なのだなということに行き着きました。

「気づく」×「考える」×「伝える」

私は、野球選手はこれが苦手だと考えています。練習の中で「どう思う?」という質問に対して何も考えられないことが多いです。そこで「デザイン思考」!

これを、野球を通じて教育できる指導者に私がなることが、これから野球が選ばれるスポーツになるために必要不可欠だと考えます。

そして、野球選手がデザインの世界でも求められる人材の育成に寄与できれば、他のスポーツにはない価値になるのではないか。私は、これに挑戦します。

高野連は「頭の中身が明治時代」(→表現が的確過ぎます。)などと揶揄されていますが、そんな組織に未来はないです。「デザイン思考」を取り入れて行きましょう!野球界!

#野球

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#体修塾

#デザイン思考

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