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本読んでる時だけ自由奔放でいられる


仕事に追いかけられる毎日が続いているけど、不思議なことにそんなに嫌では無い。
好きを仕事に、なんて、何かのCMみたいだが、それを体感している。
やること多いし、カオスな毎日で働きすぎて身体中が痛いし、寝不足も重なってパフォーマンス落ちて上手く行かないことに苛立つけど、でも好きってことだけで頑張れている。
好きを仕事にできる人間は数少ないと思うから、とても幸せなことだなぁー、と、つくづく思う。

あとは、リソースと予算と休みがもらえたら最高だぜっ!

とはいえ、ずっと仕事の事を考えてしまうのは脳疲労が凄い。ただ何をしていても考えてしまう達だから困りものなのだ。
そんな時、本を読む。コンテンツなら何でも良い訳ではなく、本に限る。
本を読んでいる時だけ、何もかも忘れて本の世界に入り込める。ビジネス書は除き、どんなジャンルでもOK。歴史書からSFまでなんでも良いし、なるべく色んなジャンルを読んでみたいと思う。

少し前から始めているのは、受賞作を兎に角読む事。芥川賞から本屋大賞まで様々な受賞作はやはり読み応えがある。時にはこれは何を読まされているんだ、と、思うものもあったけど、後味が良いものが多い。読後感が最高だ。不思議なもので、読み難いなと思ったものほど、ふとした瞬間に思い出してしまう。本から学べる事は多い。人生のほとんどは本から学んだと言っても過言ではない。本が私を作っている。

物書きの人には絶大な敬意と尊敬がある。これからも楽しませて頂きます。いつか何かしらお返しができればいいが、何をしてあげられるだろう。

それはそうと、同じ本を読んでいる人に少し安心感を覚える。受け止め方が違っていてもそれは構わない。あまりピッタリ共感されるのはそんなに好きではない。逆に本の趣味が合わない人ととのコミュニケーションが分からない。分からないというのは語弊があるが、その人を深く知りたいと思わなくなってしまう。これはいかがなものだろうと自分では思う。極力、本の話をしないようにしている。そうする事で相手への無関心を減らせるからだ。プラスには働かないがマイナスにならないので、何とかやり抜ける。ただ、興味は全く湧かないため、その場しのぎになってしまう。

すぐに人と打ち解けられるし、積極的に話しかけたい人だが、実は会話の中身は覚えていない。ヒトと仲良くなるのは実に難しい。

次に出会う本が楽しみだ。本の中だけ自由奔放でいられる。

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