もえか

その時おもったことを書いておこうと思います。

もえか

その時おもったことを書いておこうと思います。

最近の記事

涙の棺桶

ぼたぼた。ぼたぼた。 目頭が異常に熱くなって カラダから振り絞るような気持ちが水分になって どんどんどんどん滴り落ちてくる。 頬をつたって、胸をつたって わたしが浸かっている湯船に 涙がぽちゃんと沈んでいく。 わたしの実家には自分の部屋がなく、 ひとりになれるのはトイレとお風呂しかない。 学生の頃 友達とうまくいかなくてもどかしいとき 文化祭の実行委員会でまとめられず悔しかったとき 失恋して悲しかったとき 誰にも言えないどろどろとした気持ちを吐き出すのは いつも

    • cotreeイベントにいってみて

      この前このイベントに参加さしてもらいました。 https://note.com/cotree/n/n14f5b40b4b87 ででーん。 基本的にずっと和気あいあいな雰囲気で始まった懇談会。 楽しくて心がほっこりしたイベントをへたくそながら感想にしたいなと思います。 ・イベントに行ったきっかけ ・心にぐっと残った「コーチング」とは ・cotreeのイベントに行ってよかったこと ・イベントに行ったきっかけ 「コーチング」 あまり普段聞いたことがない言葉だけど、実は

      • 毛布

        1日の中でなにが1番好き? と言われると間違いなく 毛布にくるまって寝るか寝ないかのわだかまりの時間 と答える。 毛布のあのなんともいえないふわふわな手触り。毛布をつくった人は眠りの神様なんじゃないかとおもう。 (あと20歳若いか社会的に許してくれるなら、スヌーピーのライナスのように毛布を引きずりたい) わたしの毛布への執着心はすさまじく、 夏の熱帯夜でもクーラーをガンガンにつけても毛布にくるまる。 それくらい、毛布にくるまる時間が大好きだ。 寝るときの瞬間を思い出すだ

        • お母さんのおにぎり

          今日久しぶりにお母さんの握ってくれたおにぎりを食べた。焼きたらこに昆布。多分冷蔵庫に入ってた余り物をいれてくれたのかもしれない。 こどもの頃はよく食べていたけど、大人になってから食べるおにぎりは温かくててちょっと切ない気持ちになる。 **** 兄弟がいないなか育ってきたわたしにとって、お母さんは友達のような存在だった。 出張が多い父親にかわって、色んなところに連れていってくれたお母さん。大学のときには実習が辛いと泣きながら電話すると、休日に私が住んでるアパートにきて、「ご

        涙の棺桶

          やさしい人

          その人はとてもやさしい人 いつもお父さんのように暖かく見守ってくれた。その人の前だとわたしは子供のようにいっぱい笑って、泣いて、怒って。感情を爆発させてもその後は何事もなかったかのように一緒にいてくれた。夜になると優しく肩を叩きながらわたしが眠るまで待っていてくれた。 仕事で嫌なことがあっても「がんばったね」と頭を撫でてくれた。泣きべそをかいているわたしの手を握り一緒に家まで帰ってくれた。 家ではその人はいつも料理を振る舞ってくれた。特にモツがはいっているカレーライスが

          やさしい人

          不器用な自己紹介。

          わたしは田舎で発達障害の子どもたちのリハビリをしている作業療法士を仕事にしている。 発達障害といえば、自閉症スペクトラムやADHD、脳性麻痺などなど、最近一回は聞いたことあるかな?というものが多いかなと思っている。 職場には子どものことへの悩み事を打ち明けてくれるお母さんがたくさんやってくる。 "子どもがいつも走り回っちゃうら、家の中で毎日子どもと追いかけっこをしちゃって...." "子どもの気持ちがよくわからない" 怒りながら話すお母さん、泣きながら話すお母さん、

          不器用な自己紹介。