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毛布

1日の中でなにが1番好き?
と言われると間違いなく
毛布にくるまって寝るか寝ないかのわだかまりの時間
と答える。
毛布のあのなんともいえないふわふわな手触り。毛布をつくった人は眠りの神様なんじゃないかとおもう。

(あと20歳若いか社会的に許してくれるなら、スヌーピーのライナスのように毛布を引きずりたい)

わたしの毛布への執着心はすさまじく、
夏の熱帯夜でもクーラーをガンガンにつけても毛布にくるまる。
それくらい、毛布にくるまる時間が大好きだ。

寝るときの瞬間を思い出すだけでもわくわくする。

もふもふ。ふわふわ。
優しい感触をからだいっぱい感じながら、身体がゆっくりと眠る準備をして。
身体が布団に沈んで動かなくなってきたら今度は頭が寝る準備をはじめる。

今日なにがあったかな?
今日これが失敗したな?

最初は頭がフル稼働しているけど、だんだん頭の回転がゆっくりになって、なにも考えなくなって。

そんなときにしあわせな瞬間、
(やさしいあの人や、今日のおいしいごはん)
思い浮かべると、たちまち深い睡眠の世界に沈んでいく。

ゆっくりとしたしあわせの時間。

今日はとても眠い日で、長い時間お昼寝をしてしまった。
秋晴れのお散歩日和の素敵な日だったのに、惰眠で1日を終えてしまったのが残念でしょうがない。

でも、しあわせの時間が1日に2回もあるって考えたらこんな日もあって良いかな、とnoteを書きながら自分に言い聞かせている。

横では眠りのプロの母が布団にはいって10秒でいびきを盛大にかきながら寝ている。
わが母ながら素晴らしい寝付きのよさだ。

さあ、母のいびきをBGMにわたしも幸せな眠りの世界に出発しよう。

おやすみなさい、いい夢を。

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