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2歳から息子を保育園に入れたら4ヶ月で慣れた話

今日は2ヶ月ぶりに息子が保育園に行った。

息子が保育園に入ったのは去年の12月。4ヶ月経って保育園にようやく慣れた頃にコロナで登園できなくなった。

この2ヶ月は息子とゆっくり過ごすことができて、不謹慎だが幸せだった。シングルマザーである以上ガッツリ働かねばならないので、息子とのんびり過ごす日々を諦めていた。一生のうちこんなにベタベタできる時間は、もう二度とないかもしれないと思った。毎日を大事に大事に過ごすことができた。

息子は2歳0ヶ月から保育園に行っている。通い始めた頃は後追いが激しくなり、常に一緒にいないとだめで、機嫌もとてつもなく悪く、顔はげっそりとしていた。

それもそのはず、保育園に行っている間はずっと泣いていて昼寝も1人ではできず、ご飯もまともに食べなかったのだ。

2ヶ月ぶりの登園。また4ヶ月前に戻るのか。疲れはてて機嫌の悪い息子になってしまうのか…罪悪感がハンパない。そもそも保育園に預けること自体、今の状況だといいのか悪いのか悩んでしまう。

そんなこんなで朝を迎えた。「保育園行くよ、お外行こう」と言うと、(んんん~今はまだお外行きたくない…でもママが行くと言ってる…仕方ない……グスン)みたいな顔をして近づいてきた。最近は外出と言えば駅に電車を見に行っていたので、手には大好きな車両のプラレールを持ってきた。電車を見に行くと思っている模様。

自転車に乗り保育園に向かう。駅に向かう道ではないことに気づく息子。「あっち!!あっち!!(半べそ)」と言う。切ない。私が泣いてしまう。

保育園についた。息子は泣いていない。それどころか保育園の水槽まで駆け足。熱帯魚を見てから、自分の部屋に向かう階段をさっさと登っていく。部屋についても楽しそうな息子。「いな~い、いな~い(友達が誰も来てないの意味)」「あっち!でんしゃ!!」「かしゃかいた!(お魚いた!)」ご機嫌でおしゃべりしまくっている。もしや泣かないのか…!?!?

支度を終えて先生たちのいる部屋に向かう。突然逆走する息子。「うわーーーーん、おうち!おうち!」本気で泣きはじめた。抱っこしようとしても「じゃいじゃーーーい(ばいばーーい)」と振りほどく。

なんとか無理やり抱っこして連れていき、先生に渡す。先生の手を振り払い、抱っこから抜け出し、私の方に来ようとする息子。大泣きだ。泣きじゃくっている。「まーま!!!!まーーーま!!」と私を呼ぶ。先生の制止を振り切ってこっちに来ようとする。「力が強いね~お母さんいってらっしゃい」と先生。すまん、息子よ…よろしくお願いします、先生……

「あんなに泣かせてなんのために私は仕事してんのかなあ…」「まだ泣いてるかなあ、心配だなあ」なんてことを仕事中も考えつつ、いつもより早くお迎えに行った。

息子は電車のおもちゃと電車の本に囲まれながら先生と楽しそうにお話していた(正確には、息子の難解な言葉に先生が相づちをうってくれていた)。登園自粛の影響で、子ども1人に対して先生が1人ついているような状況。その様子を見て安心した。

そして私の姿を見つけると「あ、ママいたんだ」みたいな顔。特に感動はない。と思ったが駆け寄ってきて「っこ!(抱っこ!)」と言う。かわいい。

「朝はどうなることかと思いましたけど、日中は1度も泣きませんでした。ご飯もカレーを完食したし、お昼寝も自分でスッと寝ましたよ!おりこうさんでした!」と先生。

くうう~よかった、それなりに楽しいんだよね。は~、よかった、すごいぞ息子!!

帰り道も「これ、かいだん」と階段を指差したり、雨が降ってるのを見て「あめ、ふってう」と言ったり。もう絶好調。めちゃめちゃ喋る。ニコニコしてる。

家についてもいつも通り。楽しそうにプラレールで遊びはじめた。「保育園楽しかった?」と聞いたら「たのしかったあ」と答えた。意味をわかって言っているかはわからない笑

でもご機嫌なんだ、楽しかったんだろう。2ヶ月もずっとほぼ家にいて流石に飽きたよね。お友だちもいるしね。

そんなことで勝手に納得した。

明日も朝は泣くだろう。でも楽しいのはわかってるもんね。すぐ気持ち、切り替えられるよね。

離れた分はたくさんベタベタしよう。

そんなこんなで2ヶ月の登園自粛で振り出しに戻ったかと思われた保育園への慣れは、2ヶ月経っても継続していたことがわかった。

よってうちの2歳児は、保育園に4ヶ月で慣れた。子どもってたくましいなあ。

息子よ、保育園での社会勉強、楽しんでください。私もお仕事がんばります。

読んで頂いてありがとうございました! 息子のリンゴジュース代にします。よろしくお願いします。