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変化していく家族とわたしの関係性の話

家族について考える

実家を出る前は
いるのが当たり前
送り迎えに来てもらうのも当たり前
ご飯もおふろも洗濯も
いつの間にか用意されて
知らないうちに元の状態に戻っている
ってことを思慮にもかけなかったけど


いざひとりで生活すると
それは全然当たり前でないことに気づく。
これが20代の出来事。
家族のありがたみを知るってやつ。


そこから時を経て
離れて暮らしていると
久しぶりに会った時に
親も祖母も歳をとったなぁと思うタイミングがくる。

それが寂しいとか切ないとかじゃなくて
時は流れているんだなぁみたいな
また20代の頃には思慮にもかけないことに気づく。

毎日顔を合わせてたら気づかないのかもだけど
久しぶりだからこそ実感するやつ。


実家を離れて暮らす子どもが
両親と過ごせる時間は〜
みたいなものを数字として見ちゃうと
ずーんとすることもあるけども。


ここ最近は過ごせる時間数じゃなくて
一緒にいるときにどれだけ楽しい想い出を作れるか
ということが
わたしにとって重要だと感じます。

感情が振れると人間は記憶する
ってことを学んだので
どうせなら
嬉しい!楽しい!みたいな感情とともに
一緒にいるときの記憶を残したいなぁと思う。

時間数よりも濃度が濃い方が記憶に残る。


非日常をみんなで体験するのも
みんなで人生の節目をお祝いするのも
「ありがとう〜」「楽しいねぇ〜」「美味しいねぇ〜」
って自分の気持ちを素直に表現するのも
一緒に過ごす時間を濃くしてくれる方法だと思う。

共有する想い出が
楽しければ楽しいほど
濃ければ濃いほど
共有した人たちのことを好きになる気がする。

すったもんだしながらお宿を予約したことも
涙を流して笑って食べた夜ご飯も
濃い想い出にして
明日からまた頑張る糧にしていこっと。



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