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子どもの頃の憧れをひとつ叶えた話
子どもの頃からわたしはずっと
スーパーのレジ打ちのお仕事をしてみたかった。
母や祖母が無造作にカゴに入れたものを
ピッピッとバーコードをスキャンして
会計済みのカゴに綺麗に並べて入れているのに
センスの良さを感じていた気もするし
バーコードを読み取る機械やレジの人しかかまえない画面を
手際よく捌いていくのがかっこよく見えたからな気もする。
そんな風に子どもの頃に憧れていた
スーパーのレジ打ちの仕事だけども。
わたしは体験しないまま栄養士になったわけである。
最近、近くのスーパーにセルフレジがたくさん導入された。
案内役のお店の人はいるけども
あとはご自由にやってみなよのスタイル、
しくじるとピコン🚨って鳴ってお店の人が来る。
子どもの頃はやってみたかったレジ打ちの仕事
こんなに大人になってから転職せずとも叶うなんて…!
って思ってやってみる。
最初のうちはとても新鮮で楽しい。
【バーコードのない商品】から
バラで買った野菜を見つけるのもおもしろい。
子どもの頃、お店の人しか見ることを許されてなかった画面
わたしもかまえる!ってちょっと夢が叶った感すらあった。
でもこれが毎日になると、だ。
バナナの包装のくしゃっとなったところに印字されている
バーコードは何回やってもスキャンできないし
自分で買ったのに
上手くお買い物袋に入れられなかったりするし。
お店の人がレジしてくれてる時は
ぼーっとしてるだけだったのに
自分でやるとぼーっとできない。当たり前だけど。
まだセルフレジ初心者だからな。
わたしの憧れていた
テキパキレジのお姉さんみたいになるには
まだ時間がかかりそうである。
セルフレジが当たり前になったら
子どもの頃のわたしのように
レジ打ちのお姉さんに憧れる子どもはいなくなるんだろうな。
その分、どんなものに憧れるんだろうかなぁ〜
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