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わが家の子育て日記【出産前の話】

~日記の前に~

過去のことを思い出しながら日記を書いていると、忘れかけていた記憶が次々と思い出されていきます。

成長が早すぎて、気づけば「こんなに成長してたっけ?」と感心させられっぱなしの毎日です。

人見知りだと思っていたら、いつのまにか走りまわる子ども達の先頭でみんなをひっぱていたり、大人にも遠慮せず意見を言ったり。。

パパよりはるかに強い存在感は、私のほうが学ばなければならないことが多すぎて、多すぎて・・。パパのほうが大人だと慢心しないように気を付けないと正論で言い負けそうでちょっとびくびくです。




「主治医からのお叱り」

私の地元は、基本的に車社会です。そのため、病院に通うにも車か公共交通機関を使わなければなりません。しかし、公共交通機関を使うにも土地の広さに対して、人口が多いわけではないので、限られた道路・場所からでないとなかなか便利に利用することもできません。駅から主要都市まで15分で着く距離も、その駅まで行くのに20分以上かかるなんてざらにあります。世代に関係なく、ほとんどの方がマイカーをもっており、公共交通機関を利用するのは、学生か主要道路・場所近辺に住む方ばかり。

そんなわけで私たちもマイカーで産婦人科まで通います。

私は朝早く昼には帰れる職場に勤務していたため、通院の時はいつも送迎をしています。全く、苦ではなかったですし、子どもの様子も直接見られて、先生からも順調に成長していると言われることの安心感が欲しくて一緒に同席させてもらっていました。お腹の赤ちゃんの様子はプロでないと判断できないと思うので、信頼できる人の言葉があるだけで、自信と安心感を持って生活できます。


これは、2回目の検診時の話ですが、私たち夫婦は、先生からお叱りの言葉を頂くことになります。

その内容は、体重も予定よりオーバーしており、さらにお腹がかなり張っていたというのです。

私たちは、アパートに2人で暮らしていたため、体重計なども持っておらず、体重・体調管理は、完全に自分の感覚で行っていました。もともと妻はたくさん食べるタイプでもなかったですし、比較的体形も痩せ型だったので、かなり簡単に考えて生活してしまいました。あまり動かないようには気をつけて生活していたのですが、私も家事等をこなしたり、妻のことも気遣って生活していたということもあり、関係性もかなり良好で、夜の営みも普通に行ってしまいました。ものすごく新婚気分でした。

これらの行動から、先生からお叱りを受ける結果になり、2人で反省会を行います。

まずは、夜の営みは禁止です。やっぱりお腹が張るそうなので、出産が不安な方やお腹が張ることを注意される方は控えたほうがよいです。次に体重計を即購入して、体重管理を目に見えてわかるようにしました。体重管理を感覚的に行うには無茶があります。妻の場合は、多くても少なすぎてもダメだという条件でしたので、細かい体重管理が必要でした。


「順調な成長」

何事もそうですが、何かに気つけて、何かに気を使って生活していくのはとても大変です。しかし、同じ作業も何度も繰り返すうちに苦痛や我慢する気持ちは減少します。日課になってしまえば、こわいものはありません。

妻が順調に過ごすことができていたおかげで、お叱りを受けた事以降は、先生の指示通りの結果を出し続けることができ、子どもも順調に成長を続けていきます。

エコーで見る子どもは、ただの球体だったところから徐々に形付き、目や心臓がわかるようになり、手や足もはっきりとしてきたりと見るたびに成長するわが子には、毎回感動させられます。成長過程が早いので、検診の度に違うわが子を見ることができます。

エコーの映像は思ったよりも見やすくて、動くのが目に見えてわかるので、見てても飽きません。心臓が動いているのもよくわかります。

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「期待するのは・・」

妊娠してから、というよりは、妊娠前から期待していることがあります。妊娠を経験またはご家族に妊娠したことがある方にも経験があると思いますが、ある意味最大の楽しみにしていること、それは・・・。

もちろん、「性別」です!

多かれ少なかれ、男の子がいい、女の子がいいと期待と希望があることでしょう。そこだけに期待する人もいらっしゃるかもしれません。

私は個人的に女の子を希望していました。

男の子だったとしてももちろん喜ばしいですし、全く残念ではありません。でも、わたしは女の子に憧れがありました。正確には、女の子がいる家庭に憧れがありました。

わたしは、男3兄弟なうえに、親戚も皆男ばかりです。男家庭と女家庭ではなんとなく雰囲気が違うような勝手なイメージを持っています。ただの理想です。明るい雰囲気かなぁとか、華やかかなぁとか、そんな感じです。


「出産前に性別を知れます」

エコーの精度も上がっているため、かなり正確に男の子か女の子がわかるそうです。ただし、赤ちゃんの姿勢や見える角度によって、誤解してしまうこともあるそうなので、確定として教えてくれるところはまずありません。

基本的には、「たぶん、女の子かもしれませんね」くらいの感じです。

男の子の場合は特徴的な突起物があるため、それを発見できれば、まず間違いなく男の子の確率が高いようですが、女の子の場合は、断定しにくいのでなかなか期待されるようなことは言ってもらえません。

そのどきどき感や期待感も楽しい時間でしたし、確定できないことは仕方ないので特に深くは考えずにいました。

しかし、性別を知れないことで意外と困ることがでてきます。


「結局、どっちだろう。。」

性別がわからないと困ることの一つが、「名前」をどうするかです。そのため、私を含め大抵の方々は、男の子・女の子の2案を用意するか、どちらの性別でも問題なさそうな名前にするかいろいろと悩むと思います。

もう一つ、現実的に困る・悩む問題が、性別がわからないと、子どもが生活するのに必要な衣類や食器類・哺乳瓶などの準備が進めれないということです。自分たちで用意するも親族・他の方に用意してもらうにしても、男の子用と女の子用どちらを用意すればいいのか全くわかりません。

男女に関係なく、親御さんの好きなものを使わせる方もおりますが、私と妻で話したのは、第3者が見ても男の子か女の子かがわかるようにしたいというものでした。

その理由はシンプルで、子どもが女の子なのに男の子と間違われるのは、あまり気分がよくないからです。単純に性別を間違われるだけならば、大したことはありませんが、女の子なのに男の子らしい○○ですねとか、目が男らしいとか言われても何も嬉しくありません。大人だってそうでしょ。少なくとも男の子か女の子かがわかるだけでも、相手側が失礼になるかもしれないことを言うリスクも減りますし、お互いに嫌な気持ちにはならないと思います。


ここまで思うのにも理由があります。

妊娠したことにより、自分の考え方や認識が変わった部分があるのですが、他の子どもがいる家庭にも少なからず興味がでてくるようになりました。変な意味は全くありません。今まで気にしなかったところに目が行くようになったというだけの話です。そこの部分が見えるようになったことで気づくけるようになったことがたくさんあります。

「理解しておくこと」

子どもを連れて歩くということは、それだけで誰かしらに迷惑をかけてしまうことがあります。交通機関、行楽施設やその他諸々。子どもが小さければ小さいほど、コントロールが効きませんし、必然的に幅も取ります。そのため、子どもがいるだけで否定的な目を向ける方や不快な態度を示される方もおります。親御さんは、子どもの面倒を見るだけで精一杯なのに。ましては片親だけで連れている場合などは、余裕なんて全くないと思います。

そんな現実を見た時に、子どもを連れていることで必然的に不憫になることやその状況だけで否定的な扱いをされることがあるという事実。

気遣える親御さんほど、まわりの目を気にし、気を使っているのにも関わらず、コントロールできない子どものために不必要な迷惑をかけてしまうことは珍しくなく起こりえます。その逆で、空気を読めない親がここぞとばかりに幅を取り、周りのことを考えず、自分たちのやりたいことを好き勝手にやり続けているような状況を見る方も多いのではないでしょうか。

周りに気遣いができる親御さんほど、肩身のせまい思いをし、空気の読めない親ほど、好き勝手に生活しています。


この日記を読んで頂いた方には、ぜひ理解して頂きたいのですが、周りに気遣っている親御さんと空気の読めない親御さんを差別化しろとかいう話ではありません。親御さんの行動・言動・子どもへの接し方を見て、考えることができれば、親御さんの苦労と余裕の無さを理解できると思います。

未成年の子どもには理解できない部分があるのは仕方ありませんが、社会人の方であれば、想像もできるし、情報を得ることもできることなので、理解することは難しくないと思います。空気の読めない親御さんには注意することも必要だと思います。受け入れてくれるかはわかりませんが・・。周りにどう見られているかを知れただけでも次から意識してくれるかもしれません。

どんな親であれ、子どもを育てて苦労しない親はいません。周りの方、社会が子どもとその親御さんを受け入れて、理解を示してあげることができれば、余計な苛立ちも無くなり、余裕のない親御さんを見れば、サポートできることもあるかもしれません。赤ちゃんが泣いても優しく見守ってあげたり、大丈夫?と声をかけてあげられる状況が成り立てば、誰しもが幸せに過ごせる環境になるのではないでしょうか。



~パパの気持ち~

妻が妊娠してから、まわりの赤ちゃんもとても可愛く見えるようになりました。昔から子どもは好きでしたが、特別興味が強いわけではなかったので、電車などで見かけても、特に何も思いませんでしたが、今は見つけた赤ちゃんみんなに目がいってしまいます。

本当に可愛いです!

モデルみたいな子もいますし、くせが強い子もいますが、赤ちゃんのくせの強さは、全部可愛さに還元されます。

可愛さという点では赤ちゃんは最強ですね。

それに自分の子どもが褒められるのもとても嬉しい気持ちになりますね。自分の娘はとても可愛いと自負していますが、通りすがりのご年配の方に「可愛いねぇ」と声をかけてもらえたりすると妻も私もとても機嫌が良くなります。それだけでその日の晩酌のいいツマミになります。

リアルなところを言えば、可愛さの裏には、計り知れないほどの親の苦労が存在します。親の苦労は親にしかわかりません。そして、母親の苦労は母親にしかわかりません。夫がいくら考えても、想像しても妻の本当の苦しみや痛み、苦労は理解できません。


パパになる方へのアドバイスです。簡単なアドバイスですが・・

妻の苦労を理解していると思わないでください。痛みを理解できていると思わないで下さい。理解しているなんていったら、はっ?と思われます。そう言わない奥様でも心ではそう思っています。きっと。。

理解できなくてもいいんです。無限に永遠に妻・奥様を大事に思い、大事にし続けることが大事なんです。現在、どんなに夫としての立場が強くても、いつか必ず、妻のほうが強くなります。当たり前です。妻には子どもという絶対的な味方がつきます。

妻が強く、妻が夫に大事にされている。

仲の良い老夫婦は、みんなそういう感じです。私もそう思っています。家族に看取られて死ぬことができたら、その後で何を言われようともハッピーに死ぬことができるじゃないですか。



本音を言うと、寂しいのは嫌です。

1人は嫌です。。

家族がいて、相手にされていないのも嫌です。。

家族楽しく、仲良く、明るくだと最高です。。

いろんなニュース、まわりの話をいろいろ聞きます。

頑張んないで失ったら、後悔しか残らなそうでこわいです。。

だから頑張ろうって奮起しています。

がんばろー!!!

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