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誰もが包摂される「優しい関心のネットワーク」がある社会を目指す



日本に社会課題解決のエコシステムを実装する

★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(122)

<株式会社Ridilover(リディラバ)>
 2013年に設立し、東京都文京区に本社を置き、教育旅行事業、企業研修事業、メディア・コミュニティ事業の他、社会課題解決に向けた事業開発・政策立案事業を行う、資本金2327万円、従業員数約35名の社会課題解決型ベンチャーだ。

同社の主要事業のスタディツアー事業は、社会問題をテーマとしたスタディツアーを企画・運営。これまで累計110校、400種類以上の社会問題のスタディツアーの実績があり、これまでに2万人以上を社会問題の現場に送り込み、社会課題への理解を深めている。・修学旅行事業は、中高生の修学旅行をプロデュース。社会課題をテーマとした修学旅行や、地域の魅力を発見する修学旅行などを企画・運営している。・ウェブメディアの企画・運営事業は、社会問題をわかりやすく伝えるウェブメディア「リディラバジャーナル」を運営。社会問題の最新ニュースや、社会問題の解決に取り組む人々のインタビューなど、幅広いコンテンツを発信している。

「リディラバジャーナル」

同社の教育事業にとてもユニークな、「Field Academy フィールドアカデミー」がある。このプログラムは、経済産業省「未来の教室」実証事業から生まれた、企業人が慣れ親しんだ会社の外に飛び出して、社会のリアルな課題にゼロから挑む、越境型の人材育成プログラムで、社会の最前線で現地・現物に触れ、答えのない課題に挑むことで、社会と目の前の仕事、自社との接点を自ら再定義し、仕事を通じて未知の問いに挑む力を身につけ、事業変革・組織変革の起点となるイニシアチブを形成できるスキルを身につけるプログラムだ。

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★ 同社創業者の安部敏樹氏は、1987年生まれ。2009年、東京大学在学中に社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム「リディラバ」を設立。東京大学教養学部で1・2年生向けに社会起業テーマとした講義を持ち、同大学教員向けの講義も担当してきた。第1回 総務省「NICT起業家甲子園」優勝、「KDDI∞Labo(ムゲンラボ)」第4期 最優秀賞 など、受賞多数。2017年、米誌「Forbes」が選ぶアジアを代表するU-30に選出されるなど社会起業家として注目されている。

創業者の安部敏樹氏

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◆ 社名のリディラバは”Ridiculous things lover”(バカバカしいことが好きな人)を短縮した言葉が由来。大学在学時に立ち上げた任意団体が発祥で、「社会課題を、みんなのものに」をコンセプトにビジネスで「社会の分断と対立」の解消を目指している。 その原体験は、14歳のときに家庭内暴力を起こし、家を追い出された彼自身が「社会問題」だった。 そのときに社会との距離を感じた。問題児で偏差値は30以下だったが、猛勉強の末、東京大学に入学した。その原動力は「誰かが自分に関心を持ってくれることがうれしかったから」だと語る。これらの経験から、「誰かに関心を持ってもらうことが社会問題を解決する一歩になる」と思い、無関心の打破に挑むことになった。

❤ 現在、内閣府や経産省、厚労省、文科省といった中央官庁、トヨタや三菱地所、NECソリューションイノベータ、関西電力、セイノーホールディングスなどの大企業を対象に、社会課題を起点にした新規事業やサービスの創出支援を、事業として実施ながら、それらの課題解決に参画しているようだ。

ん~ 子どもたちへのアプローチや社会人への啓発、さらに企業人のアップデートなどの「人」への取り組みは、実践的で尊い。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社Ridilover コーポレートサイト
https://ridilover.jp/
◎社会課題をテーマにした日本最大規模のカンファレンス
https://youtu.be/HfZybJ78HG4?si=jUDUhWkJ2WEJmsfu
◎Field Academy - フィールド・アカデミー
https://youtu.be/2_CE_8i43FU?si=3Shq1QXNbIQ3ciko
◎中高生向け社会問題スタディツアー
https://youtu.be/YnDfxOdVQDw?si=1p-gypdBbQE-k5ry

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