見出し画像

「100年先も続く、農業を。」の実現への実践



環境負荷の小さい農業に取り組む人材を国内外で支援する


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(95)

<株式会社坂ノ途中>
 2009年に創業し、京都府京都市に本社を置く、農作物と加工食品の販売を行う企業で、農薬や化学肥料に頼らず丁寧な農産物作りを行い、有機野菜や無農薬野菜を栽培しているオーガニック農家と提携し、おいしい野菜の宅配を行っている。資本金約8億円(資本準備金含む)、従業員数約180名(パート含む)の食品販売業だ。

関西を中心とした新規就農者200軒ほどと契約しており、農薬や化学肥料に頼らず丁寧な農産物作りを行っており、また17都県を対象に、野菜・果物への放射性物質検査も実施。同社独自の数値を使用してチェックしている。 野菜宅配サービスは定期宅配を基本として、S・M・Lサイズの3種類。季節感あふれる野菜を同社のチョイスで届ける。野菜の他にも、米や麺、加工品やお菓子など安心素材で作られた商品も取り扱っている。

野菜宅配サービスは定期宅配を基本として、S・M・Lサイズの3種類

販売は宅配サービスに加え、関東および関西を中心に40店以上で野菜を買ったり、食したりできる提携店舗があり、京都では同社と東京・神楽坂にある本屋“かもめブックス” を展開する『鴎来堂』のコラボレーション店舗を構え、季節の野菜を使ったプレート料理や、豆花やキャロットケーキなどのデザートなどを提供するとともに、店内の壁の半分は本棚で、「食べる」「旅」「生きる」「読む」「暮らし」の大きな5つのジャンルを中心に、鴎来堂のスタッフがセレクトした本が並んでいる。

提携店舗
提携店舗
本屋“かもめブックス” を展開する『鴎来堂』のコラボレーション店舗

.
★ 同社が掲げるビジョン「100年先も続く、農業を。」を実現するために、1.環境負荷の小さい農業を広げる、2.多様性を排除しない流通のしくみをつくる、3.ブレを楽しむ文化を育てる という指針を設けている。
環境負荷の小さい農業を広めることで、持続可能な社会の実現に貢献し、野菜の多様性を尊重し、流通のしくみをつくることで、消費者に美味しい野菜を届け、野菜のブレを楽しみ、豊かな食文化を創造する。
_

◆ その実践の姿として、様々なプロジェクトを実践しているが、「海の向こうコーヒー」プロジェクトでは、ラオスの少数民族の村で焼き畑に代わる農法として樹間でコーヒーを栽培する手法を実践。国内ではマイクロロットのコーヒー流通網を確保し、廃棄していた果実部分の利用による付加価値向上などの取組みにより、途上国の所得向上、森林保護による持続可能な農業、気候変動適応に貢献している。 ラオス以外にも同様の仕組みで ミャンマー、イエメン、雲南、タイ、インドネシア、ネパール、ベトナム、フィリピンでも実践している。

「海の向こうコーヒー」プロジェクト

❤ その他、オーガニック野菜を広めるための生産者とバイヤーをつなぐサービスや、素材の源泉である就農者を増やす「就農準備トライアスロン」サービス、ウガンダで気候や土質、歴史文化などの文脈に沿った農産物の栽培を通じ、環境負荷の低減と農村部の所得向上を両立させる取り組み、自社で不耕起栽培での営農、耕起栽培での営農、京都と瀬戸内の二拠点での営農など、農業のかたちを検証する取り組みなど、理念に沿った様々な実践を行っている。

ん~ 新しい農業のカタチだ!
.

時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

.
◎株式会社坂ノ途中 コーポレートサイト
https://www.on-the-slope.com/
◎オンラインショップ
https://www.on-the-slope.com/shop/
◎お店で買う・食べる − 取扱店・飲食店 −
https://www.on-the-slope.com/stores/#num2
◎坂ノ途中ブランドムービー
https://youtu.be/VBhwyhwf4zM
◎海の向こうコーヒー
https://uminomukou.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?