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人にも食べ物にも、社会にも幸せな一生を



食品ロスをはじめとした社会問題の解決に貢献し、みんなが幸せになる仕組みを創る


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(141)

<合同会社クアッガ>
 2018年に設立され、東京都墨田区に本社を置く 日本最大級のパンの通信販売プラットフォーム「rebake(リベイク)」を運営するフードロス ベンチャーだ。

同社の事業内容は、食に関するサービス、ホームページ制作、システム開発を行っている。主な事業は、パンのフードロス削減に貢献するパンの通販プラットフォーム「rebake(リベイク)」で、パン屋さんで売れ残ったまだ食べられるパン=「ロスパン」を、会員の消費者に割安で予約販売するサービスです。2023年11月現在、全国の約1100店舗のパン屋さんが登録している。
 利用者は、日本全国のこだわりのパンを自宅で楽しめ、かつフードロスという社会問題の解決にも貢献できるとともに、子ども食堂などの社会福祉施設への寄付の可能だ。パン屋さんは、廃棄による心理的負荷を減らし、美味しいと言ってもらえる幸せと、売上を増やすことができる。

クアッガのビジョンは、「人にも食べ物にも、社会にも幸せな一生を」で、フードロス削減を通じて、人々の暮らしを豊かにし、社会に貢献することを目指し、「rebake」は、2021年に「グッドデザイン賞」を受賞。また、2022年には、経済産業省が主催する「第1回食品ロス削減ビジネスアワード」で「優秀賞」を受賞した。

子ども食堂への支援
自然を守る活動を応援

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★ 同社は農業ベンチャーで出会った、斉藤優也氏と鶴見和俊氏の2人によって2018年に設立された。
斉藤優也氏は、北海道の農家出身で、大学から大学院にかけて生態学や有機農業を学んだが、経済活動と自然維持の両立という二律背反に限界を感じ、経済活動を通じて自然守る方法を模索し始めた。その結果、「ロスパンの予約販売によって、フードロスを削減する」という活動から一歩を踏み出した。

斉藤優也氏(右)と鶴見和俊氏

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◆ 斉藤氏は、利益を上げることよりも、関わる全ての人々の幸福度を上げることを重視し「人にも食べ物にも、社会にも幸せな一生を」というビジョンを掲げている。また、彼は自社の活動が食品ロスを減らす根本的な解決にはならないことを理解しているが、それでも小さいことを積み重ねていくことに意義があると考えている。
つい先日(2023年10月24~31日)同社はrebakeで大人に向けたハロウィン企画を行った。rebake上で販売されているヴィーガンやグルテンフリーのお菓子を特集し、何かと食のイベントが多い秋に、罪悪感を抑えながらでも美味しく楽しめるお菓子をご紹介したようだ。

これからの同社の活動に注目したいと思う。

❤ さて、同社は合同会社だが この法人は『出資者と経営者が同一になる会社形態』。2006年に会社法で導入された比較的新しい会社形態で、株式会社などに比べ非常に柔軟な組織運用が可能だ。例えば、「出資者全員が有限責任である」、「株主総会などを経ずに迅速な意思決定が可能である」、「個人事業主よりも節税しやすい」、「最大税率が低い法人税が対象になるため税負担を抑えられる」などの利点がある。もちろんデメリットもあるが・・・
ご存知だろうか Amazon、Google、Appleの日本法人がこぞって合同会社に鞍替えしている。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎合同会社クアッガ コーポレートサイト
https://quagga.life/
◎パンのお取り寄せ・通販サイト「rebake(リベイク)」
https://rebake.me/
◎ヴィーガン&グルテンフリーに特化したハロウィン企画を開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000040167.html

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