ルックバックは残酷だった
仕事
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都内スタジオリハ
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横浜でMV撮影
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グランカスタマで仮眠
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横浜で早朝撮影
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ボイトレ
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遠征してきた友人と会う
これだけでも俺にとっては過酷過ぎるほどのスケジュールなんだが、早朝撮影からボイトレまでの間、寝てるだけなのもシャクで、映画「ルックバック」を観ることに。
開始数分で「これはハンカチが必要になるな...」と悟り、実際にうっすらずっと泣いていたが単純な感動とも違った。
ある時は、SNSなんかで天才の音楽や写真、絵などにふいに触れた時に感じる喜びと己への絶望からの涙に似ていて、ある時は、
単純にお前の才能も努力も足りないだけ
と殴られ続けることによる恐怖からの涙もあった。
才能と努力を完全に別のものとしてそれぞれのワードを使うのも微妙だが、「それ」を好きなのに、上手くやるため、上手く作って見せるために脇目も振らずに努力をした、と言い切れるものが無い自分には、語る語彙も資格も無い。
そんなことはわかっているし、俺を古くから知る人もわかっているでしょう、が、あんな映像と音楽と共に殴られ続けたら流石にキツい。
でも素晴らしい作品には違いない、観て良かった。
プレステージ加藤と、亡くなった友人のことを語るが、お互いスッと前を向けない時もある。恐らくこれからもずっとだろう。
自分なんかよりずっと人に愛されて、豊かな才能を持った知人が他にも何人も亡くなっている。
が、それを言い訳や私欲のためだけの材料にしてはならない。例えば音で繋がっていたならそれを継承する、時に拝借するなどして故人の足跡を提示するなどできる。
凡人でも表現活動して良い、音楽を楽しんで良い、何なら時には人を巻き込んだって良いんじゃない?ってのが俺たちの活動。良かったらMV見てください。
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