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お金から自由になるためのスタートは、自分の地図を持つこと。

先日、このイベントに行きました。

感想をまとめます。四角さんの発言ばかりだけど。。。

行動しなければ幸せになれない。

四角さんは「真の自由であり続けたい」と開口一番に言っていた。真の自由になるためには、人間は最低限のお金が必要。自分の生活に最低限必要なお金=ミニマムライフコストを計算することがスタートだという。自分のミニマムライフコストを計算したことある人は、たったの30人中2人だったー。

「しつこく言うのは、行動して欲しいから。行動しなければ幸せになれない。でもみんな怖くて行動しない。」

どっかの恋愛コラムで読んだ言葉に聞こえたが、お金に関しても同じだ。行動しなければお金から自由になれない。当たり前だけど、とっても大切なこと。

ミニマムライフコストを下げる=消費者から生産者になる

「生活するため?生活=衣食住をまかなうために人間は働いている。それならば、衣食住を自分でまかなえばいい。田舎なら食事は畑で野菜が採れるし、住は空き家がたくさんある。服は古着が大量にあるから何とかなる。」

徹底的にミニマムライフコストを削っている四角さんの「資本主義からできるだけ距離を置きたい」想いにとても共感した。聞いていて、ミニマムライフコストを下げるのは、消費者から生産者になるのと似ているなぁと思った。

お昼をコンビニで買うのではなく、お弁当を作ることが一番手っ取り早くできそう。地球にも、お財布にも、健康にもいい。コンビニで物を買わない。できるだけ作る。ローカルなものを食べる。資本主義への自分の意思表示にもなる。

自分の思い込みを外す

「まず、人間はお金がないと生きていけないと思っている。だけど、それは壮大な思い込み。ここ数百年間のシステムであり、人間は物々交換して生きていた。思い込みが一番のノイズ。海外移住も、週3日勤務にするのも、頭では無理って考えているのは思い込み。思い込みを取っ払ったら、何でもできる。」

自分の「思い込み」を外してみる。私は冷蔵庫、ティッシュ、テレビ、筆箱は持っておらず、少ない物でも生きていけるのは確信している。でも、頭で必要だと「思い込んでいる」ことがまだありそう…。

例えば、メガネとコンタクトを買おうと思っていたけれど、疑い始めた。寝る前の数時間しかつけないからメガネはいらないのでは?コンタクトは消耗品で、使い捨てだし地球にもよくない。メガネに不便を感じるなら、自分の未来や利便性に投資し、レーシック手術をする方がいいかも?それか、夜に付けるコンタクトに変える?可愛いメガネを買うのもいいかも?

「コンタクト」は生活に必要だと思っていたけれど、それも「思い込み」だ。ケアにお金がかかるし、災害があったときに使えなくなるのは3.11で知っている。コンタクト論に関して、模索します。脱・コンタクトするかも?

お金のシステムを知る

僕が住むニュージーランド(NZ)は、所得税と消費税しかない。でも日本は所得税、住民税、贈与税、年金も税金に入る…いっぱい払っている。そのお金がどこに回るかと言うと、役所の天下りの人たち。
今の金融システムでは、お金は何もしなければ増えないし減っていく。ATMの手数料がいい例。投資家や大企業が搾取するような金融システムになっている。

ATMの例はハッとした。確かにな。。。

「投資」すること

「お金の使い方のメリハリにこそ、その人の人生が出る。」「消費」「浪費」「投資」の3つがある。消費はお金の対価と同等のものが手に入るもの。浪費はお金の対価以下のもの。投資はそれ以上の対価があるもの。それは人によって違うよね。

お金の原則は思っていたよりシンプルだった。投資に回せば回すほど、人間は幸せになれる。資産を守る意味で投資をする。長期投資がオススメだそう。痛手を伴わないと人間は学ばないから、勉強だと思って投資するのもあり。投資をすると、世の中を見るレイヤーが変わる。

そのものについて語れるか?何で今このお茶を買ったのか?何でこのご飯にお金を払ったのか?何で今タクシーに乗るのか?

3万円のカバンを買うときだけじゃなくて、100円単位でやること。

150円の飲み物にお金を払うことに、私は中学生の頃から違和感を感じていた。時間は自分の命である。80年分の時間は自由に使える。その一部を労働として献上することによって、私たちはお金を得ている。つまり、自分の命と引き換えに私たちは物を買っているのだ。

ヨーロッパの人が余裕がある。自分のことをよく知っていて「足るを知る」をしているから。ここまで稼いだら「お腹いっぱい」ってわかっている。

ビジネスでは、もっともっと!と数字を掻き立てるより、このぐらいで十分だから、お客さんや従業員を幸せにしようって気持ちがヨーロッパの方が強いんだとか。

消費=自分の投票

「資本主義は壮大に張り巡らされていて、抵抗するのは難しい。だから僕は自分ができる範囲で離れている。消費は、自分の命の投票であり、意思表示。オーガニックの物を買うのは、自分のパフォーマンスに直結するから投資でもあるし、資本主義へのひとつの態度を示すこと。」

モノ1つ買うにも、こんなに考えているんだ…と思ってしまった。自分の時給が1000円だとしたら、たとえ100円の買い物も、自分の6分の労働、つまり命を削った選択だということ。1つ1つの自分の購買行動、消費行動を見直すきっかけになりそう。

NZに移住したもう一つの理由

「NZに移住したのは、大自然や釣りが好きだからという理由と、家庭を築きたかったから。日本で生活するのにかかる莫大な金額を稼ぐより、永住権を取る苦労の方がよかった。高福祉で永住権が取りやすい国を他にも調べたけど、やっぱりNZだった。」

とっても共感できる。でも、日本でかかる教育費、医療費、老後のお金などを知らないとできない事実。公立で高校まで育てる養育費&教育費が2000万以上と知った今、海外移住も全然いいじゃんって思った。ただ、デンマークの永住権取得は難しそう。エストニアかNZがいいかな…?それか地方…?東京から抜け出したい想いは同じだ。

地図を持って山を登れ

家計のミニマムライフコストを診断してもらった田村さんが言っていた「地図を持って山を登るのと、地図を持たずに山を登るのは全く違う」という言葉が心に刺さった。ミニマムライフコストを算出したら、自分の最低限必要なお金がわかる。それを元に、何才までにいくら貯めたいかを決めるのが重要だ。目標は決めた方がいい。

お金に関する自分の地図を持つことが、まずはスタートかもしれない。


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