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あたまのなか@本

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読んだ本の感想や書評について書いています。1冊読んだら、1つ書く。
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2019年10月の記事一覧

資本主義をハックする

資本主義から遠ざかりたい気持ちはある。 でもそれは、きっと金融資本からなのだろう。この本を読んでそう思った。 資本主義というゲームのルールを知れば、ゲームの支配者になれる。税率のこととか、知らないことばかりだった。 リターンを考えると、事業資本を持っていた方がいいなぁと思った。それはすなわち、自分で事業を起こすことだ。 「いつか独立しそう」「起業しそう」とたまに言われていれてめっそうもないと思っていたけど、楽しそうだなぁ。

パリでメシを食う

「東京から出て地方か海外で暮らしたい」。 そう言っている私にピッタリな本を、Twitterでくりこさんって知り合いが紹介していて、読んだのだった。 海外で働く、海外で暮らすというのは一見華やかなようにみえる。しかし、そこにはたくさんの苦悩と努力があった。「働く」「暮らす」って言葉じゃ伝えきれない生々しい人生が描かれている。まさに「メシを食う」感じ。 それぞれの物語を垣間見ることで、自分の自分の生き方を考える作品だった。長年の自分の意思を持ってきた人もいれば、川の流れのよ

佐渡の三人

だいぶ前に、佐渡の三人を読んだ。 たまたま書店で見つけ、気になっていたけれど買わず、翌週の佐渡ヶ島に行く前に再度書店に足を運んで購入した。 家族の形っていろいろなんだなぁと思った。 家族、愛人、子どもと仕事と自立、そんな人間模様が嫌味なく、どろどろせず、書かれている作品だった。 自分の骨はどこに埋めたいか?も考えるね。

台風と断食が明けて

今日は一気に晴れ、秋空になった。 断食3日目の昨日は、気圧の変化と直前の仕事の忙しさも相まって嘔吐、ダルさがひどかった。 15時ごろに断食は断念し、具なしみそ汁を飲んだ。 胃腸の「休息」が断食の目的だけれど、身体も「休息」を求めていたし求めているような気がする。 前回の断食の際は、街に出かけたり、スタバへ行ったり「休息」を楽しんでいた。 休みをアクティブに過ごしてしていた。 ただ今回は、身体が休みたそうにしているのがわかった。ベッドに横になっていることが多かった