イギリスの小学校の英語学習プログラム

小学校から始まる、イギリスの英語教育の全体像はどのようになっているのでしょうか。

イギリスの小学校は日本と同じように6年間(Year1~Year6)になっています。学年は9月にスタートするので、5歳の9月から1年生。日本よりも半年早いです。


さらに、この6年間は、Key stageの1と2に分かれていて、Year1~Year6は以下のように分かれています。
英語のナショナル・カリキュラム上は、それぞれのKey stageをふたつに分けることで、以下のような4段階で構成されています。
・Key stage 1 – year 1
・Key stage 1 – year 2
・Lower key stage 2 – years 3 and 4
・Upper key stage 2 – years 5 and 6

イギリスの学習指導要領に当たるナショナル・カリキュラムには、以下のように説明されています。(筆者訳)

英語学習のプログラムは、Key stage1においては1年ごとに、Key stage2においては、2年ごとの単位で構成されています。Key stage1において単年度の毎のプログラムを実施している理由は、この最初の2年のうちに、とにかく早いペースで読解力を身に着けるためです。
ただし、学校は各Key stageの最後までに、関連するプログラムを終えておくことのみが定められています。すなわち、それぞれのKey stage内においては、プログラムの内容を前後させる柔軟性を学校に認めているのです。さらに学校は、Key stage間においても、プログラムを前倒しにすることができます。また、すべての学校はナショナル・カリキュラムに沿って、1年ごとの英語カリキュラムを組み立てて、オンラインで公開しなければなりません。

さすがテクノロジー先進国のイギリス、オンラインでの情報公開を学校に求めているところがイギリスらしいですね。息子の学校のホームページにもきっちりと載っていました。かなりあっさりとした内容ですが(^^;

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