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カナダの保育スタディーツアーを運営することになりました

季節の移り変わりを実感する今日この頃、皆さんはどうお過ごしでしょうか。保育の現場から離れて少し休みながらも、ちょっとずついろんなことに動きはじめた佐々木です。

今回はちょっとしたお知らせがあり、このnoteを書いています。最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

私がカナダに来るまでの経緯

2週間の保育ボランティア

私がはじめてカナダに来たのは、2015年の7月。2週間バンクーバーに滞在し、現地の保育園でボランティアをしました。のびのびとした環境で遊び、日本の文化に興味を持ってくれた子どもたち、そしてあたたかなホストファミリーとの出会いがありました。

彼らと関わっていくなかで、ふと「カナダで保育士するのって面白そうかも……!」と考えるようになりました。また、今まで日本人としか関わったことがなかった私は、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちとの交流は大きな衝撃だったように思います。

1年間のカナダ留学

保育ボランティアを経験したことから、翌年2016年から1年間カナダに留学することにしました。半年はバンクーバーの語学学校で英語を学び、残りの半年はチリワックという場所でコミュニティーカレッジに通い、保育士アシスタントの資格を取得しました。

チリワックは、バンクーバーから車で1時間半離れた場所にあります。自然豊かで、アウトドアや自然が好きな人にはうってつけの場所だと思います。また日本人の数が圧倒的に少ないので、英語を伸ばすには最適でした。

Chilliwack, BC

そんな留学生活のなかで、出会った日本人・はるかちゃん。彼女は私が通っていたコミュニティーカレッジの卒業生で、保育士として働いていました。「19歳でカナダに渡り、学校を卒業してすでに保育士として働いているなんてすごいなあ。私も彼女みたいになりたい!」と思ったことを覚えています。

カナダ永住権を目指して

1年間のカナダ留学を終え、日本に帰国し上智大学を卒業。そして2019年にまたカナダに戻ってきました。もちろん目標は「カナダで保育士になって永住権を取ること」。公立カレッジで2年間幼児教育を学び、卒業後は現地の保育園で2年働き、今年の1月に永住権を取得しました。

カレッジ入学初日の佐々木

2019年に立てた目標を達成してから「これから自分がどうしたいのか」「どうしたら自分の経験や知識を周りに還元できるのだろう」と考えるようになりました。そんなときにチリワックで出会ったはるかちゃんから連絡をもらったのです。「カナダの保育スタディーツアーを運営したいって考えてるんだけど、一緒にどう?」

カナダの保育スタディーツアー

はるかちゃんから連絡をもらって以来、二人でミーティングを重ねつつ、会社設立や規約、ミッション・ビジョン・バリュー、そしてどんな人たちにスタディーツアーを利用してもらいたいかなどを話し合ってきました。

そして「すべては子どもたちと自分自身の気づきのために」という意味を込めて、会社の名前は「All For Kids」に(キッズと気づきをかけました)。

All For Kidsのミッション・ビジョン・バリュー

All For Kidsの強み

バンクーバーで「保育ボランティア」をおこなっている会社は数箇所ありますが、私たちはボランティアから得る実務体験よりも「学び」の部分により重きを置きたいという思いがあります。

私が参加した保育ボランティアでは、空港でピックアップしてもらったのち、あとの工程はすべて一人で行うかたちでした。保育園でボランティアをするものの英語が拙かったために、周りの先生に保育に関する質問をしたり、深い会話をしたりすることができませんでした。

そのため、私たちが企画するスタディーツアーでは私たち自身が同行し、参加者の方々と園長先生・保育士間に入り、コミュニケーションを円滑に取れる状態にします。参加者の方々が彼らに気軽に質問したり、ディスカッションできる機会を引き出すことで、参加者の方々の学びがより深くなるのではないかと思っています。

そして、私たち自身もカナダの保育士資格と保育経験があるため、自身の保育に対する思いや保育士になった経緯なども併せてお伝えすることができます。まずは来年中旬(7月以降)に、私たちが最初に出会った場所でもあるカナダBC州チリワックにて、とてもユニークな幼児教育を行なっている森の幼稚園での1週間のスタディーツアーの開催を考えています。

All For Kidsの強み

※最終的にはチリワックだけでなく、ほかのエリアのユニークな方針を取り入れている園での
スタディーツアーも考えています。

スタディーツアーにご興味のある方

スタディーツアーに興味関心を持っていただいた方は、スタディーツアーの詳細や金額など、より詳しい部分についてご説明いたしますので、下記のメールアドレスまでご連絡ください。またSNSも開設したので、こちらも覗いてみてください。

メール:allforkids.management@gmail.com
X(Twitter):@allforkids2023
Instagram:@allforkids2323

保育・幼児教育に興味関心がある方にとって、有意義なスタディーツアーの提供ができるように頑張っていきますので、ぜひ応援していただけると嬉しいです!

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