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とんちん漢
2017年4月7日 20:43
出典:栗子トンネル工事誌1968年東北地方整備局福島工事事務所初代は、明治9年着工、四年後の明治13年に貫通し、翌年明治天皇が巡幸の折に「万世大路」と名付けられるほど、重要な道路が完成した。写真右側に初代隧道が見える。当時はまだ自動車がなく、通行するのは人と馬と大八車で、勾配も幅員も適当であったそうだ。この万世大路の開通によって日々の旅客物資の交流は盛んで、街道は宿屋や遊女屋ま
2017年4月7日 20:36
昔を探りに行ってきた。福島から米沢へ抜ける国道13号の旧道にある栗子隧道。現在建設中の東北中央自動車道の日本で5番目に長いトンネルとなる栗子トンネル(仮称)は、難所栗子峠をくぐる4代目のトンネルである。この4代目に関わる仕事で現場を訪れたときに廃道となっていた栗子隧道を求めて山へ入った。すでに道はなく、道だったと思われる草むらを歩き続けること約一時間。目の前に現れたのが世間から
2017年4月2日 21:56
千葉県富津市にある素掘りトンネル灯篭坂大師へ向かう参道にある縦長の素掘りトンネル地層がはっきりくっきり。見事な模様になっているなんでこんな縦長のトンネルになったのだろうか。上へ上へ掘りあがるのは足場を作らないと難しいし、掘った石を下へ降ろすのも大変。元々天井付近に普通のトンネルがあって、それを掘り下げて縦長になったとしか考えられない。結構背の高いトンネルです。天井もしっ
2017年4月2日 09:17
写真の出典:絵葉書販売の古書ネットH&S.大分県中津市 耶馬渓の青の洞門禅海和尚が石工たちを雇って30年かけてノミと槌だけで掘った隧道1750年に一期工事完成、1763年に全線開通。山国川に面した競秀峰のすそ野の絶壁に掘られたトンネルで144mです。1期工事完成した当時、人は4文、馬牛は8文の通行料を徴収したようで、日本最古の有料道路ともいわれている。1906年に拡幅工