Yウィ__9_

1人が解決した知恵は、みんなに役立つ解決策になる。

ある日、テレビ番組で「発明主婦」の番組がありました。

主婦は、どこにでもいるような専業主婦でした。

発明というのは、主婦業の中で、困ったときに作ったアイデアや小物を企業に紹介して、商品化したものでした。

自分が困って解決したことを、ほかの人にも利用しやすいように商品化したものでした。

職場が家の中になる専業主婦とはいえ、多岐にわたります。

掃除・洗濯・お料理から始まり、そのほかさまざまな家事があります。

もちろんご近所との付き合いもあることでしょう。

さらに子供もいれば、子育てで大変です。

もしかしたら、男性が会社でする仕事より、幅広く、奥も深いのではないでしょうか。

そうした家事のささいな場面で「困ったなあ」という場面があります。

トイレに水が詰まった、トイレの紙切れ、ごみ袋が破れてしまう、赤ちゃんの夜泣き。

その主婦は、困ったことを自分なりに「知恵」を振り絞って、解決していました。

トイレの水を詰まりにくくする知恵。

トイレの紙切れを防止する方法。

夜泣きを防止する小物を作ったり、ごみ袋が破れにくいような補強をしたりなど、積極的に解決に向けて工夫を凝らしていました。

その解決した内容を企業に紹介して、商品化しているだけでした。

1人が困っていることは、みんなも困っています。

 

しかし、1人が解決したことは、みんなにも役立つ解決策になります。

それは、あの発明主婦だけに与えられたチャンスではなく、あなたにもあるということです。

あなたがささいなことで悩んで解決したことは、ほかの人にとって驚きの知恵になる可能性があります。

大切なことは「積極的に紹介するかどうか」です。

自分のささいな成功例を積極的に紹介して、ほかの人が活用しやすいようにします。

それがビジネスチャンスなのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?