対話に生きるゼミ(3期)を終えてvol.1
約半年間。こちらの『対話に生きるゼミ』でした。
キックオフ合宿(9/16~18)から始まり
週1回のオンラインゼミ
対話に生きる展(2/10)
振り返り会(3/16)
と、本当にどの場面を振り返っても豊かで、もう言葉では何とも言えない贅沢な時間を過ごした。日常と往還しながら。
書き始めてから公開するまでどれくらい時間がかかるだろうか(3月17日現在)
ここまで「書く」ということにこだわってきたからこそ、最後まで書き切ることで、対話に生きるゼミ(3期)で探索してきた森に後ろ髪を引かれながら、自分の中で起きていたことを言葉にしておかなければならないのだ。
キックオフ合宿
今、振り返ると、もうこの時から”ともに”が始まっていたんだなあと思う。
主催のとっくん以外とは初めましての中、緊張しながら始まった。
新幹線の中で、軽井沢駅からタクシーで行くことをもぎちゃんとたまきっちと連絡をとっていたんだっけ。
エッセイを印刷して持ち寄るんだけど全然間に合わなくて、軽井沢駅のコンビニで印刷しに行こうとしていた時に、もぎちゃんに会った。会うべくして会った。
こうして始まった『対話に生きるゼミ』
そうだ、そうだ。対話したい!が参加した理由だったか。
恥ずかしくて書けなかったけど、とっくんの開く場に継続的に参加してみたいというのも大きい理由だった。とっくんにきちんとかえせていないけど、惹き込まれる”なにか”を感じるんだよなあ。
エッセイ第一弾は、まるでツイッターを読んでいるかのような短文で構成されていた。改めて見ると、とにかく思ったことを抽象的に書いている印象がある。じっくり1つのことを書くことがしにくかったんだよね。それでも、自分にとって、あの時の関心はちゃんと残っている。
これも面白いなあ。でも、今考えると、また違った言葉になりそう。
特に、「共感」「批判」をし合えなくても対話はある。
関係にこそ対話が起きるわけじゃなくて、そういう関係になるプロセスにおいての対話の方がむしろ大事なんじゃないか。
ここがスタート地点。
この時の対話のイメージは、”筒”だった。対話ってのは、お互いの筒を覗きにいく感じ。筒を覗く、覗かれることが対話!みたいな。
ここで、内と外がはっきり別れているんだねとフィードバックをもらって、自分と相手の境界線をはっきり引こうとする自分が立ち現れていたんだなあと感じる。懐かしいなあ。
2人組になって、模造紙いっぱいに「今、困っていること」を発散しまくる。
聞いて書く時間。みおさんと一緒になって、ほんとに楽しく書いていたな。
ホワイトボードミーティング®︎をやっていても思うけれど、ただただ聞いて書いてもらうことのあたたかな空気の中で話しながら整理されていく感じがいいんだよなあ。
頭が筋肉痛。
たしか、たまきっちと同じ部屋で、たまきっちの持ち物が素敵すぎて、いろいろ聞きまくったな。文房具からわかる、こだわり抜かれた、ものへの関心に、カッコいいなあと単純に思う。
ここでは、対話っぽいものを見つけるワーク。そこに佇むことで、とにかく外にあるものから感じることを大切に過ごした。
川が気になった。すごく綺麗で澄んでいて、そこにある木や石が波を作っている。でも、同じ波形はもう2度とこない。そういう偶発性が対話っぽい気がしていた。
まーぼーとペアになって、まーぼーが木が気になるって話を聞かせてくれた。その木には、かわるがわる、人がその根元で過ごしている。きっと、木のエネルギーに吸い寄せられていたんだろう。そして、僕たちも。
午後からはこちら。
五味太郎さんの本。
写真にエッセイを添えている作品。
この写真に、このエッセイが来るのか!と思ったり。エッセイにじーんときたり。面白かった、また読んでみたい。
村中李衣さん。
絵本を真ん中に置いて対話。
この本ではなかった気もするけれど、お年寄りの人と絵本を読む話だったかな。内容のことを読むというよりも、もはや絵本を読みあうということに価値がある、そんなふうに感じたなあ。
村中李衣さんのお話はいつか聞いてみたい。
哲学対話もした。
「怒りとは」「問いとは」というので2つのグループに別れてやった。
これは本当に豊かで、これぞ対話の原体験になった。
誰も言葉か分からない、混ざり合う感覚。
そして、夜は飲み会。
もう気持ち良すぎて、いびきをかきながら途中寝てしまったことは本当に恥ずかしくて秘密にしておいてほしい。笑
最終日。それぞれがこれから探究したがっていることをまとめる形だった。
「メディア」という言葉が不意に降りてきた。
ここから僕のメディア探究が少しずつ始まっていたのか。
キックオフが合宿である意味をすごくよく感じた。
合宿っていいな。寝食を共にすることで、ゆったりと相手を感じながら話せるな。
ひとまず、ここまで。
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