NZの学校の指標がDecileからEQIに変わっていた
こんにちは、とのっちょです。
我が家の下の子供がぼつぼつ次の学校を考えなくてはならない年になり、学校を探しています。
かつて学校の質を知る指標の一つにDecileというのがありました。これは政府がどのくらい資金援助をしているかの数値です。
Decileってなに?
Decileの数字を見たときにわかるのが「この学校は政府の助成金で成り立っているのかそれとも保護者からの寄付金で成り立っているのか」というものです。
そして残念ながら以下のような判断基準になっています。
政府の助成金で成り立っているということはその学校に通う子供の家族は寄付金を出せない貧困層であり、結果学校の質も低い(最小限の資金で運営せざるを得ないから)
保護者の寄付金で成り立っているということは、その学校に通う子供の家族は寄付金を出せる過程であり、結果学校の質も高い(寄付金が潤沢にあるほど有能な教師を雇えたり、設備もよくできるから)
Decileが高い学校を選ぶのも悪くはないのですが、自分たちにあまりにそぐわない学校を選んでしまうと、今度は保護者間の付き合いが大変になってしまうなんて言うこともあるようです。
例えば、保護者がどこか貸し切って子供の誕生日をやってしまえる人だと、自分たちはどうすりゃいいのかと悩んでしまうとかみたいです。
で、このDecileはいつの間にかなくなっていました。
変わりにEQI、Equity Indexという新たな指標が導入されました。
EQIってなに?
言いたいことはDecileとは変わらないのですが、Decileが指標としてはだいぶ古くなったのでEQIにした、要は同等品のように思っても良さそうです。
が、むずい・・・
雑な理解ですが、EQIの数字が大きい=政府の助成金が多い=貧困層が多いという理解でいても良さそうです。
で、平均の助成金は$273.21です。具体的にEQIがいくつと書いてはいないんですが、見た目460くらいでしょうか。
つまりEQIの数字が小さいほど助成金が少なく、寄付金に頼っていると見ることができそうです。
問題:この指標の味方がいまいちわからない
この指標を見ることで、学校がどのくらいの政府の助成金を受けているのかはわかりますが、もっと気になるのは、大学進学率とかそういったことでもありますよね。
EQIとNCEAの合格率の統計とかないのかなと思ったのでもうちょっと調べてみようと思います。
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