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傾聴:世の中は「話したい人」で溢れてる

「話したい」という気持ちは、人間の本能的な欲求です。

世界的ベストセラーとなった本「スマホ脳」によると、人間は狩猟時代から集団の中で自分を表現し、自分の能力をアピールしてきたそうです。

そうしないと、集団から無能とみなされ、足手まといだと判断され、殺される恐れがあるからです。

日本の歴史を振り返っても、「いじめ」や「村八分」など、疎外の文化は確実に存在しています。

社会から疎外されないために、有益な人間であることをアピールし続けなければなりません。

本能的に人々は話したい、承認されたいと願っています。
集団の中で価値があると認められることで、心の安定を得られます。

しかし、コロナ禍において、リアルコミュニケーションが極めて希薄になりました。

雑談や飲み会が無くなり、話す機会を奪われました。

多くの方が、コロナ禍の「話せなかったストレス」を、一気に解消したいと思っています。

これを読んでいるあなたも、どこかで自分のことを話したいと、心の奥底で感じていませんか。

「話したい人」と「聞ける人」のバランスは、コロナ前より差があります。
もちろん「話したい人」が圧倒的に多いです。

世の中は「需要と供給」
「聞ける人」がより重宝される時代になりました。

「傾聴」を習得したことは、とても有意義だと感じています。
友人・社員とのコミュニケーションや、パラグライダーのレッスンの質が確実に向上しました。
私は40歳で学びはじめましたが、「あと10年は早く学びたかった。」と思っています。

何歳であっても「傾聴」を学ぶことをおすすめします。

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