コーヒー2年生
一昨年、コーヒーを良く飲んでいるうちの母親に
母の日プレゼントとしてネスカフェのバリスタをプレゼントした。
自分はあまりコーヒーを飲む方ではなかったけど、そこからコーヒーを飲み始めることになった。砂糖やミルクを入れてアンマクしたやつだけど。
それから1年経った昨年、母の日のプレゼントは何しようか…お酒は芸がないよな…と考えながら色々見ていた所、ドリップコーヒーに辿り着く。
豆を買ってきて、コーヒーミルでガリガリと豆を挽いて、お湯を注いで…という全部ボタンでやってくれるバリスタの真逆を行く手間の数々。
しかし自分にはなんだかそれが魅力的に見えた。
母の日のプレゼントではあるけど、ぶっちゃけ『自分が面白そうと感じた』とか『オモチャみたいで面白そう~』などがプレゼントの選定理由である。
とりあえず揃えたのは
・ダイソードリッパー
・ダイソードリップケトル
・ダイソー耐熱ビーカー
・ダイソーのフィルター
・ハリオのセラミックスケルトンコーヒーミル
・無印良品の豆
・オームのキッチンスケール
辺りで単体で1000円を越えたのはコーヒーミルとスケールくらい。
合計で5000円くらい。
母親の反応もよく、バリスタがメインなのは変わらないけど
ドリップコーヒーは別物という事で日課として入れている自分のコーヒーを楽しみにしてくれているようだ。
こうやって他の人の反応がもらえるという部分も、コーヒーを1年以上続けられている理由かもしれない。
豆を変えたらちょっと感想を聞いてみたりするのも楽しい。
今は百均でドリップコーヒー用のアイテムが増えていることもあり、今なら百均だけで一通り揃えることも可能なのでもっと安く済む。
さらに百均は大型商業施設と併設されている事が多いので、スタバなりカルディなり無印良品なりと割と定番豆が手に入れやすかったりする。
そう、コーヒー沼はお手軽に始められる底なし沼なのである。
「ドリップコーヒーってどんなもんだろう」…と思った人は
百均がセットになってるスーパーなりショッピングモールに行ってみるのをおすすめしたい。
さて、このスタートセットから1年経ってどう変わったかと言うと
コーヒースケールと耐熱ビーカーは今でも活用しているけど
・コーヒーミル…TimemoreC2MAX
・ドリッパー…ハリオV60
・フィルター…同ドリッパー用フィルター
・ケトル…温度計付きケトル
・豆…量販店から専門店まで様々
と言う感じでちょっとグレードアップした。(フレンチプレスも買ったけど後始末が面倒で封印)
あとコーヒー検定の3級資格をゲットしたり。
3級は講義受講するだけで取れるモノなのでそんな大層なものでもなく。
来年ある2級の受講&試験は前向きに検討中。
コーヒーを始めて一番の発見は
コーヒーはインスタントしか知らなかったけど、豆を挽いて淹れるコーヒーを飲んだことで『コーヒーの好み』というものが出来た事。
後はコーヒー本来の味とか半ドヤでブラックを飲めるようになったこと。
グアテマラの行きすぎない程度に主張の強い濃い味わいが好み。
これがブレンドになるとなだらかになるというか、いまいちパンチのあるモノに巡り会えないのが悩ましい(ブレンドで一番性に合ってると思ったのはやまやで売ってるコクブレンド)。
母親と自分の好みの味が同じ方向だったのも地味に助かる。
焙煎にもチャレンジしたこともあったけど、準備とかなんとかが大変なので今は焙煎した豆を買って淹れるのがメイン。
そして豆を挽いたりお湯を注いだりというコーヒーを淹れるという作業が割と気持ちを落ち着かせるタイミングになるというか、プチ瞑想的な感じに使えるのも良い。
時間かかるのでたまには(コーヒーマシン導入して機械化しようか)と考えることもあるけど、今の所は人力でカリカリするのを楽しむ方向で。
…コーヒーアイテムが安くなるAmazonのプライムデーが怖い…!