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場面緘黙症とHSPの関係について

場面緘黙症とHSPについて今日は
書こうと思います。


場面緘黙症の特性


特定の場所において(学校や会社など)
不安が過剰になり、話せなくなる症状が出ます。

安心できる家庭から外に出たときに、
表情には出さなくても本人はとても不安や恐怖を感じてしまって、話せなくなったり、身体の動きがぎこちなくなったりします。

HSPの特性

HSPについての説明の引用です↓

HSPは、Highly Sensitive Personの略で、生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい「繊細な人」のことをいいます。
アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン氏が1996年にこの特性を提唱しました。 一般的にこのような特性のある方は、神経の細かさや高ぶりやすさは感覚刺激に対する「繊細さ」がもとにあると言われています。 HSPの言葉自体は医学的(病気)的な用語ではなく、心理学的な概念として示されています。

場面緘黙症とHSPの共通点

どちらとも“扁桃体が過剰に働く"ということが共通点として上げられるのではないかと思います。

扁桃体は感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する脳の部位。これが過剰に働くと、不安や恐怖を感じやすいことが分かっているようで、調べたら出てきました。

不安や恐怖を感じやすいから
行動抑制につながるんじゃないかと。

場面緘黙症なら、不安や恐怖から言葉が出なくなる、行動に抑制がかかる。HSPなら物事を深く考えて処理するため行動が遅くなる。

私の場合、
もともとの気質としてHSP気質とさらに場面緘黙症が発症した感じ。扁桃体がめちゃ過剰に働いたんだろうな。

場面緘黙症は10歳で一旦マシになったけれど
もともとの不安になりやすい傾向はずーっとあって。
さらに精神的に負荷がかかると場面緘黙症の症状が再発しやすい状態です。


場面緘黙症とHSPの私。どう付き合っていくか。

もともと生まれ持ってHSPの気質を持っていて、
私は現在30歳なのだけれど、30年経っても
治らないと言うことは、もうずっとこんな感じなんだろうと思う。もうこの特性を生かして生きていくしかないと思うんですよね。

場面緘黙症は、情緒障害と呼ばれるもので、
幼児期に早めに専門家に診てもらって、認知行動療法やカウンセリングを受けると、いいとか。(私は場面緘黙症を知ったのが大人になってからなので、治療は受けてませんが)

一方、HSPは病気ではなく、気質であり、医学的に治療するものではないとよく書かれています。でも、HSP気質って結構生きづらさを感じやすくて、普通の人よりうつとか、適応障害になりやすいんじゃないかとおもいます。

薬や何かで「治してもらう」というよりも、本を読んだり、カウンセリングを受けたりと、自分の特性や気質の理解を深めて、生きづらさに対する対処法を知ることが大切なんでしょうね。

私はカウンセリングは受けてないけど、
心理学の本を読んだり学んだりは自然としてるかも。
そうしないと、心がもたないので。
心が楽になるように、知識を詰め込んでるって感じ。


扁桃体をコントロールするのが良いのかも!

先程書いてたように、
場面緘黙症もHSPも、扁桃体が過剰に働いて
不安や恐怖を感じやすいから行動抑制が出やすいのであれば、

扁桃体を過剰に働くのを抑えて
コントロールすればいいんじゃないかと思うわけです。

わたしが説明するよりわかりやすい記事を見つけましたので貼っておきます。

ストレス反応のメカニズムと克服方法など。


扁桃体の活動を抑えるために
前頭葉を活性化させることが良いとのこと。

前頭葉とは前頭葉は脳の中で、認知を司り、思考や行動の決定に極めて重要な役割を果たす部分。


ポジティブに考えるとが重要



扁桃体が暴走したら前頭葉で暴走を止める必要がある。
前頭葉を鍛えるには、
とにかくポジティブに物事を考えると良いらしいけど、
どこか私はポジティブに考えることを嫌と言うか
思考の癖で悪い方に考えてしまう癖がある。

例えば、私は風邪で仕事を休まなきゃいけないときにも、
申し訳ないなとか、迷惑かけるなとか考えてしまって
休みもらっても休めていないことが多い。

でもポジティブに考えると、
休みもらえた。ラッキー!しっかり身体休めるぞ!
と単純に思うわけですよね。

申し訳ないなと暗い気持ちで、休みの日も休めない状態を続けるのか。しっかり休むぞ!と前向きに捉えるのか。
同じ休み方でも全然違う。

全てポジティブシンキングで
前向きになることは難しいかもしれないけど
良い面もしっかり考えて自分自身を追い込まないように気をつけたい。


場面緘黙症以前に、HSP気質もあるんだから、しょうがないよね。それが自分。




私と同じように場面緘黙症やHSPの方
ストレスコーピングの方法を知っておくと
何かといいと思いますので、

読書でも散歩でも瞑想でも…
なにかストレスを感じたときに発散できる方法を
見つけていければいいなと思います。

そして、ありのままの自分を受け入れてあげようと思います。

扁桃体を制する者は人生を制する
これは脳科学者の共通認識だそうです。
 
場面緘黙症でありHSPである私は
これをよく覚えてたい言葉です。。

ネガティブ思考が頭の中をぐるぐる回れば
あ!今私の脳内の扁桃体が暴走してる!!!
と客観視できて一旦落ち着ければ良いですね。

長くなりましたが最後までみてくださって
ありがとうございました!

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