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ろ過フィルターのバージョンアップ

新たなレイアウト

 昨年ろ過フィルター初号機が無事に稼働して考えたのが・・・

 ◎地面置きだとウンコ座りしないと鑑賞できない
 ◎メダカ池の横に高いろ過フィルターのボックスは邪魔
 ◎どうせならもっと水生植物を植えたい

 以上を解決するために、新たに弐号機を考えてみました。

企画2

 外出自粛期間中に地面からブロックを積み上げて、その上に渡した2x4材の上にプラ池を並べました。いままでの樽鉢の部分を大きく拡張して水生植物を配置。Wetタンクからポンプアップされた水は、オーバーフローしてメインのメダカ池に落ちます。さらにメダカ池からオーバーフローしてDryタンクに落ちていきます。

 タンクを下にして新たに植栽の池を追加したバージョンがこちら。

 ろ過フィルターのタンクをプラ池下に設置したので、余計なものを視界から隠せたのは大きいです。

 今回、底土については日向土を利用しました。軽石の一種ですが、ギリギリ水に沈みますし、粒も崩れないので赤土より使い勝手は良さそうです。バクテリアが住み着く細かい穴も多いです。(一部植栽のために赤土を使ってます)

 ただ、この変更によって水の流路での漏水のリスクは増えた訳で、実は立ち上げ中にいくつかの問題は発生しました。

立ち上げ中に起きた問題

 基本的にすべて現物合わせでレイアウトを決めていくので、いくつか想定していなかった問題は発生してます。

1.メインのメダカ池の強制排水

 右側のメダカ池からDryタンクへの流れは、プラ池の上面に排水パイプをつけて、その水位を超えるとオーバーフローして流すのですが・・・

排水1

 しかし少しでも水中のゴミを排出しようと思うと、できるだけ水底から排水した方が良いわけで、排水パイプを延長して水底集水するように変更たのです。すると・・・・・

排水2

画像3

こうすると何か起きるか?

ですが、

サイホン現象です。

 プラ池の水位に関係なく、高いところの水(メダカ池)は低いところ(Dryタンク)に流れ続けます。

 最初は、なんかDryタンクへの水流が多いな〜と思ってたのですが、どんどんメダカ池の水位が下がるのをみて気づきました。

 さてどうしたのものか?と考えて、サイホンにならないように、塩ビパイプに空気穴を開けて解決。

画像5

普段見えないようにハイゴケで隠してありますが、この部分に空気穴を空ければサイホン現象は起きません。

2.漏水による水位低下⇒ポンプ空回り

 DryタンクとWetタンクを分けたせいで配管が増えて、漏水ポイントが増えた。夕方にWetタンクが満水の状態でも、翌朝には水位が落ちてポンプが空回りしてます。これは地道に漏水するところをコーキング材で埋めるのと、朝の加水で凌いでいますが、いずれ根本的な修復は必要ですね。

3.DryタンクとWetタンクの高低差不足

 あまりプラ池の高さを上げたくなかったため、2つのタンクの高低差が稼げていません。Dryタンクは出来る限り中に水を貯めずにWetタンクに排水したほうがフィルターの効率が良いはずなんですが、1)タンクの高低差と2)ホースの通り道であるブロックの穴の高さのせいで、Dryタンクの下5センチ位は水に浸かった状態。ここは次の修正箇所となります。

今後の方向性

◎DryとWetタンクの高低差修正
◎Wetタンクの拡大

 少しでもDryタンクのフィルター効果を上げることを考えると、土台の高さを上げるしかなさそうです。またWetタンクを拡大して少しでも多くの水量を確保できれば、ポンプ空回りのリスクは減るかも(根本的な解決策ではない)。
 悩ましいのはDryタンクの効率化です。本来であれば、Dryタンクは少しでも縦長にして、空気に触れた状態で水がろ材に接するのが良い訳ですが、これはDryタンクがメダカ池下にある限りは限界があって、それほど水を汚さないメダカ程度であれば、そこまでやる必要はないかと。

追加修正をした改良版はこちら!

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