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マーケティングとイベントのお話

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グローバルイベント開催情報メディアEventGlobeがお届けするイベント関連のオフラインマーケティングのお仕事とメディア作成のお話しです。
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2020年7月の記事一覧

Social Media Weekってなんだっけ?

このタイトルをどうするべきか考えたけど・・・・何を言いたいかといえば、毎年どれだけの数のイベントが生まれては消えるのか?残るモノとそうでないモノの違いは何か?です。 当時はワクワクしたのです例として上げたSocial Media Weekって当時日本でも騒がれた訳で、私の回りではどんなイベントになるだろうね?と皆ワクワクしていた。 実際、当時の記事を検索するとIBMのPachiさん(偶然、友人の弟さん)の熱量の高いポストなんかも残っているし、特に中に入った人には面白かった

イベントのオンライン開催は流行らないかもしれない?

新型コロナウィルス(COVID-19)の影響でオンラインイベントが明らかに増えているのだけど、本当に今後の主流になるのだろうか?ちょっと考えてみた。 現状ではオンライン開催が台頭している海外のB2Bイベントの動向を見ていると、明らかにオンライン開催が増加しているように見える。これは、感染リスクに対応するイベントの未来を体現する動きであって今後の主流と取る向きもあるけど、本当にそうなのだろうか? 確かにオンラインでの開催は、物理的な移動や時間的な制約を取り除き、参加者の負荷

このイベントは開催するのだろうか?

今年は1月のCESこそ開催されたが、2月のMWC Barcelona、3月のSXSW、6月のMWC Shanghai/CES Asia、10月のMWC Los Angelesなど、テクノロジー系のイベントがすべて中止。企業は予定していた新製品・サービス発表や商談の機会を失い2021年以降のプランニングにも大きな影響を与えています。 物理的な移動を伴うイベントへの参加、特に業務で海外で開催されるイベントに参加する場合には、社内への説明から事後のレポートまで多大な業務が発生し、

大半のビジネスマッチングは機能不全

よく聞く話で、世の中のマッチングできないマッチングプラットフォームの話 とある編集者のお話し某有名メディアの元編集長のFacebookポストを見ていたら、こんなお話しが・・・・ 引越しの一括見積もりをサイトで頼んだら、ひどい迷惑したと。結局こういったサービスってマッチングプラットフォームではなくて、SEO代行業者なのです。彼らがやっているのは、単純な課題を抱える個人/企業(ユーザー)とサービスを売りたい個人/企業(サプライヤー)を結びつけることだけです。 本当に必要な需

イギリスがなぜイベント業界でも強いのか?

世界の経済に壊滅的な打撃を与えているCOVID-19の流行は、当然イベント業界にも大きな影響を与えている。正直、先が見えないのは事実であって、エネルギー、通信、流通、食料のような人々の生活に直接結びつく産業には国も自治体も具体的な施策を公表しているが、直接的な関連が見えにくいイベント業界は二の次。そんな中イギリスのジョンソン首相による具体的な発表は業界には好感を与えている。 要点は 1.10月からスタジアムにおけるの観客参加のイベントを許可、カンファレンスやその他のビジネ

出張は減るだろうと思います

所詮はSpaネタということで、この内容のどこまでが出張の現実かはさておいて、目的を達成できない出張や外出は無くなっていくのかなぁ〜と。 企業の業務一般として、いまだに"会社に出社している時間"とか"営業に出ている時間"とかが重視されていて、だからリモートワークが進まなかったり、昼間のパチンコ屋がスーツ姿の客で埋まる。年間の労働時間だけは長いけど、それに見合った生産性を担保できていないのが日本の現状なのかも。 本当に日本人の生産性は先進国の中でも衰退を続けている(または成長

ランキング記事の功罪

 ちょっと外出した時にクルマのラジオで聞いたJ-Wave。  米津玄師の感電がTopと言うことで、先週までのレディ・ガガとアリアナ・グランデのRain on Meが3位に落ちたわけですが、こんなランキングもどれだけ純粋なリスナーの意思を反映しているのやらと。  単純に意図的に操作されているという事ではなくて、民主的に計測されるアナリティクスにすらバイアスを生む温床はあるなぁ〜と。 ランキングはマッチポンプ 結局、多くの人は同調圧力にさらされていて人と同じであることに安心感