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「こいつ出来る!」と思われるリハーサル、サウンドチェックのやり方

ライブの本番前のリハーサル、サウンドチェックとも言いますが、それについての中々豪快な記事を見つけました。“歪みから生まれた重低音の妖精”ことboku871さんの記事です。

かなりふざけて書いているように見せかけて、実はとっかかりやすさとわかりやすさを狙っている高度な技で書かれた記事です。大事な事は全て書かれています。

それを踏まえたうえの話ではありますが、実は対バン形式のライブでの戦いはサウンドチェックから始まっているのです。できればここで「このバンド出来る!」「場慣れしている!」と思わせて他のバンドにプレッシャーをかけていきたいところです。

そこで「こいつ出来る!」と思われるサウンドチェックのやり方を書こうと思います。これを読んでPAの好感度を上げ対バンへプレッシャーをかけまくるようになろう!

※半分冗談で書いているのでその辺ご了承下さいませ😊またここではサウンドチェックとリハーサルは同じ意味です。こちらもご了承下さいませ😊

挨拶😀

ライブハウスの中に入ったら大きめな声で「本日演奏する〇〇(バンド名)です、よろしくお願いします。」と言いましょう。特に初めての場所の場合スタッフの方が個別認識しやすくなります。当然サウンドチェックが終わった場合も「よろしくお願いします」と挨拶しましょう。

これを億面なく出来ると対バンから「場慣れしてるな」と思わせるだけでなく、PAの好感度もあがります。

他のバンドがサウンドチェックしている間は音や大きい声を出さない🤐

大きいところなら問題ないですが小さいところの場合、笑い声やサウンドチェックしているバンドの以外の音(タンバリンとか笛とか)があると気が散ってしまいます。こういった事を行わないようにしましょう。対バンへのダメージはありませんが、PAの好感度が上がります。

エフェクターのツマミは固定しておく🎛

サウンドチェックで音作りをもたもたやっていると当然「こいつ慣れてないな」と舐めてしまいます。ギターやベースのエフェクターのツマミは事前に固定しておきましょう。そうする事であとはアンプでの調整のみとなり、セッティングの時間が大幅に短縮します。

この時間短縮が「場慣れ」感を醸し出し対バンへのプレッシャーに繋がります。また自分達もサウンドチェックを行う時間が増えるので、いい演奏がしやくすなります。

マイマイク持参🎙

マイマイクがあるだけで「こいつらガチだな」と思わせプレッシャーを与える事が出来ます。ただし、注意しなければならない事があります。

ライブハウスで使用している機材は当然そこのスタッフが使いやすいようになっているので、下手にマイマイクを使うと良くない結果になる可能性もあります。ですので、PAの人と事前に相談してマイマイクを使うか決めましょう。

あと何も言わずマイク抜くと対バンからは失笑を買いPAからは信頼を失うので必ずPAさんに声かけて。

フルコーラスはやらない🎭

これは上記の記事にも書いてありますが時間の無駄ですし他のバンドにも舐めらる事は間違いありません。さらに言えばネタバレを防ぐ効果もあります。確認したい必要な部分のみの演奏にしましょう。

これは短かれば短いほど効果的です。以前ラモーンズのカバーバンドのサウンドチェックは8小節しか演奏せず、周りから「すげえ」と言われてました。まあ、ラモーンズは音変えないからってのもありますが。

また、その際何番目にやるなんという曲かを宣言してから演奏するのも「場慣れ」感を醸し出します。

片づけは素早く🎸

サウンドチェックが終わったあと、ステージ上であたふたしていると次のバンドにも迷惑かかるしPAの好感度も下がってしまいます。

ギタリスト、ベーシストはアンプのセッティングを記録した後、まずシールドを楽器本体、エフェクターボード本体、アンプ本体から全部抜き、電源コードも抜きます。そして、それらをエフェクターボードの上に載せステージから降り、最後に楽器本体を下ろします。

この時シールドを八の字巻きで手早くまとめていると「こいつ出来る!」と思われやすいです。

終わりに

まあ、ここまで言っておいてなんですが、サウンドチェックで「出来る」と思われても本番が全てなんで、「出来る」と思わせる必要な無いんです。でも上記を心がければイベントもスムーズに進んでいいんじゃないかと思うわけです。

早く普通のライブが出来るようになりたいですね。コロナさん明日起きたら無くなってたとかないですかね?

頑張ります!