見出し画像

【要約】ストレスフリー超大全〜終章〜精神科医がたどりついた「とっておきの考え方」~

今回は、ついに終章の要約です✨

______________________________

【人生を楽しむ人になる方法】

・人生を楽しんでいる人の共通点は「素直さ」である。「素直さ」とは偏見や先入観を持たずに、「ニュートラル(中立)」な状態になること。

多くの人は「そんなことやってもつまらない」「以前も失敗しているから上手く行くはずがない」など過去の経験に大きく縛られ、行動に規制をかけてしまうのだ。

・素直になれば、他人からのアドバイスも素直に受け入れることが出来、チャンスや出会いが広がるのだ。

先入観が強いと、どんなに素晴らしい情報でも、ニュートラルな状態でないと、脳は他人からの助言をブロックし、右から左へと情報が抜けていってしまうのである。

素直になるためには「まずやってみる」ことが大切である。先入観を取り払い、相手の「おすすめ」や「誘い」を信じて受け入れてみることから始めよう。

・自分にとって何が楽しいのか、何を実現したいのか、を明らかにするために「ウィッシュリスト」を活用してみよう。

ウィッシュリストとは、一年ごとに振り返り、どこまで達成したかを評価し、アップデートしていくもの。ウィッシュリストの作り方は以下の通りである。

①百均で売っている情報カードを200枚用意する。

②自分が手に入れたい物や、やりたいことなど「願望」「夢」「目標」を書くだけ書く。最低でも100個以上を必ず「実現する」と思いながら、具体的に書く。

③ジャンルや似た内容ごとに整理し、1枚の紙にまとめる。それを机に貼ったり、スマホに保存し、いつでも見られるようにする。

ウィッシュリストを書くことで、自分の願望に関する情報が目につくようになり、実現へのスピードが、より速まるのだ。


【決断グセをつける】

・何か決断に迷ったときは調べるクセをつけよう。心理学で「確証バイアス」という概念があり、人間には自分に都合のいい情報を無意識に集め、不都合な情報を遠ざける性質がある。

それに抗うと、客観的な判断が出来なくなってしまうのである。その練習として、立場の異なる本を読むのは効果的であり、立場の異なる人の意見を聞くことで多方面に情報を集めることが出来れば、そこから導かれる判断は、より正確なものになる。そして、次のSTEPとして「実際に体験した人の話」を聞くことでイメージは、より明確になる。

・人生を振り返った時に「困難なこと」の方が、「充実していた」「楽しかった」と思えるはずである。難しい方を選んでおけば、後々、知識や経験が増え、自己成長することが出来る。

たとえ失敗しても、経験は残るし、そこから大きなことが学べるのだ。


【生きる意味を考え続ける】

・人間の「生きる意味」は存在しない。生きているとは、単に「死んでいない」状態のことである。自分が「生きている」という現実が先にあり、「生きる意味」「生きる理由」「生きる目的」は後から考えるものである。

つまり「生きる」とは、生きる意味を考える長い旅なのだ。もし、死ぬ間際に「自分は意味がある人生だった」と思えるなら、それが幸せな人生だったと言えるはずである。

・「生きる意味」を考え、悩むことはいいことである。考え続けて自分なりに意見を見出していく「過程」が大事なのである。自分と向き合わないと、自分がしたいこと、自分の方向性が分からず、他人に流された生き方をせざる得ないのだ。

・「生きる意味」よりも「ビジョン」を重視しよう。「自分はこうなりたい」という自分の在り方がビジョンである。

ビジョンは自分の「こうありたい」という希望なので、自分で好きなように決めて、そこに向かって努力していけば良いのだ。もちろん数年して「違ったな」と思うことはあるかもしれないが、その場合は「修正」「変更」すればいいだけである。

今のビジョンが自分にとっての一生ものの「ビジョン」なのかは、実際に行動してみないと分からないのだ。「ビジョン」は宝地図であり、「生きる意味」は宝箱である。ビジョンに向かって突き進めば、最終的に隠された「宝箱」、つまり「生きる意味」に行きつくのだ。


【「死」について考える】

・健康に気を遣うことで、死を先延ばし出来るし、哲学などで死について考えるなど、コントロール可能な「死」もある。

重要なのは、楽しいことを先延ばしせず、後悔しない1日を過ごし、毎日全力で生きることである。

・「生きている」ということは素晴らしいことである。さらに、あなたが健康な状態だとしてら、もっと素晴らしいことだ。

自分が健康であること、周囲で支えてくれる人にも心から感謝できるようになれば、「死」への恐怖は自然と外に追いやられて、いずれ消える。


【「幸せ」を手に入れる方法】

・国連発表によると、「世界幸福度ランキング」によると日本は対象156ヶ国中58位で、先進主要国8ヶ国の中では、ロシアに次ぐ、ワースト2位である。経済的には豊かな日本だが、日本人の幸福度は非常に低いのである。

・「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」この3つの幸福物質が脳内に増えれば、人は幸福を感じる。人間が生きていく上で、一番重要なのは、健康を実感する「セロトニン的幸福」である。

・セロトニン的幸福を得るに簡単な方法は、「朝15~30分の散歩」「睡眠」「瞑想、腹式呼吸」「笑顔」である。

・「セロトニン的幸福」の次に重要なのは安定した人間関係により得られる「オキシトシン的幸福」である。

しかし、これはすでに手に入れていても、その大切さに気付かずに、失ってから始めて気付くことが多いのだ。パートナーとの会話や、ハグ、スキンシップでもオキシトシンは分泌される。また、オキシトシンの分泌が多い人は、心臓血管の病気にかかるリスクが低いと言われており、ストレスを低下させ、細胞の修復などを促進する効果もあるのだ。

・日々の安定した精神状態(セロトニン的幸福)と、安定した人間関係(オキシトシン的幸福)が手に入れば、お金持ちにならなくても、幸せに生きることが出来るのだ。セロトニン的幸福と、オキシトシン的幸福の「基本的な幸福感」に気付くことが出来なければ、いくら「ドーパミン的幸福」を手に入れても満足できない。「もっと、もっと」と上を目指し続け、いつまで経っても不安な状態から逃れられないのだ。

・他人にアドバイスをするとき、気を付けなければいけないのは「相手を否定しない」「相手を肯定する」ということである。

「今のあなたでいい」人はそう思え瞬間に、自己肯定感の世界の住人になるのだ。自分がやれることを、やれる範囲で実行するしかない。自分なりにやっているならば、「それでいい」のである。「これでいい」「今の自分でいい」と、自分で自分を認めるようにしよう。

・人間は皆、過去のことを考えると、「後悔」に苛まれ、未来のことを考えると「不安」に支配される。つい、過去や未来のことを考えてしまうときは「今を観察すること」に集中しよう。

「今日」やるべきことを、「今日」やっていく。ただそれだけである。1日1日の小さな行動、小さな「ToDo」を積み重ねていくしかなく、最初は亀の歩みでも、続けていくと必ず、苦しい状況から抜け出すことが出来るのだ。

・親の言う通りに生きる、他人と比較するなど、「他人の人生を生きる」ことは心理学者アドラーは最悪だと言っている。「やりたいこと」を重要な決断の時に、他人に頼るとその瞬間は楽だが、必ず後悔する。なぜならば「自分の本心」とは違うからである。あなたは「自分の人生」を生きるべきであり、他人に決めてもらうのではなく、他人の意見を聞きながら、「自分で決める」クセをつけるのだ。そのために普段から、考える時間、相談相手、ノートやメモを持とう。

そして、自分の考えや気持ちを言葉や、文章で伝える習慣、つまりアウトプットの習慣を作ろう。

・「いいことがない」「仕事が嫌だ」そう思っている状態でも見方を変えれば幸せに見えるのだ。まず、病気ではないし、給料をもらえる状態であり、家事をやってもらえる状態だとしたら、病気の人や仕事がない人から見れば、こんな幸せなことはないのだ、どんな人でも1日の中で必ず「楽しいこと」「良かったこと」があり、「辛いこと」「苦しいこと」もある。問題は、どちらにフォーカスするかであり、お金持ちになっても、ネガティブな出来事にばかり注目していては、幸せになれない。1日の最後に「楽しいこと」「良かったこと」に注目出来る人が幸せな人生を送ることが出来るのである。そのために、寝る前の「3行ポジティブ日記」の習慣により、1日の終わりをポジティブに締めくくろう。それだけで、誰でも幸せになれるのだ。「心と体の健康」を基盤にするからこそ、「幸せ」や「社会的成功」を得やすくなるのだ。

______________________________

要約が、まだまだ下手で、まとまりのない文章なのに、

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました(:_;)!!

樺沢先生のアウトプット法を、どんどん生活に取り入れ、

アウトプットが上達していくように今後も精進していきます!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?