凹ミ

愚の骨頂という屋号で「愚の骨頂の人生が最高だった♡」と笑って死ぬためのハイパーネガポジ…

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愚の骨頂という屋号で「愚の骨頂の人生が最高だった♡」と笑って死ぬためのハイパーネガポジmixな創作活動をしています。 純度100%の習合から生まれる「不毛できわどくてかわいい♡」のその先を見てみたい。 🔮http://gunohecomi.base.shop

最近の記事

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わたしにとって実家は基本的にいごこちが良い場所ですが これ以上なにも増えない これからただ減っていくだけの場所であると ひしひしと感じます。 大切なものが減っていくだけの場所。 そのような哀しみを田舎は常に湛えていると思います。 (だからこその執着というかふんばりを効かせて残そうとする意志も育つのかもしれませんがそれはまた別の機会に独立して記事にできればと思います) 痴呆症でいまは施設に入っている父方の祖母。 わたしの両親が定期的に面会に行っていて、その様子を記録した動

    • 海のむこうのはるか彼方

      地球が丸いとか、大陸が6個もあるんだとか、そんなこと誰も知らなかった時代。 海のむこうに浄土があるんだって想像することはべつにそんな不思議なことでもなかった気がする。 補陀落渡海は南の海の果てにあるとされた観音浄土を探す旅。 船の上にひとがひとり入れるくらいの小部屋を設け内側からは開けられないように外から釘を打ちつける。 小部屋の中にあるのは30日分の食糧とわずかなすきまから漏れてくる光。 たぶん五感が遮断されて第六感みたいなものと一切の浮世的な邪念を取り払った極限の状態に

      • 思い出だけが美しい人生なんてどうかしてる

        ガチャポン、お菓子のおまけ、ハッピーセットについてくるおもちゃ、縁日で買ってもらったがらくた、くじびきハズレ賞のペンダント、スタンプ倶楽部、ミニチュアの牛乳パックに入った消しゴム… なんか今考えたらぜんぶゴミなんだけど、その瞬間瞬間にそれらが放っていた輝きにまさるものってあるか?とおもう。 でもそれは瞬間の輝きだから、長続きしなくて結局捨てちゃった。 その懺悔として、瞬間の輝きを保存するような矛盾した作品を生み出したりもしてるのだけど。 今はもうほとんど手元になくなってし

        • 愚の骨頂

          note始めました。 実はべつのところで自分のつくったアイテム紹介のブログを書いてました。「こんにちは!」とか言って、けっこうよそゆきな感じで。 でもそうやってパッケージされた中途半端な販促めいた文章書くよりもっと純粋に表現することを楽しみたくて。楽しければ続くから。ちゃんと伝える訓練したいと思って。伝わってほしいから。 わたしは「愚の骨頂」という屋号で創作活動をしています、凹ミ(へこみ)と申します。 凹むことが多い人生だけどそれがわたしの活動の原動力となっているから