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TOKYO2020 in SAPPORO Day7

いよいよ最終日。男子マラソン。天候は曇りで風もあり心地よい気候。最終日にしてようやく競技に適した気候となった。そして、今日は何も問題は起こらず、この7日間の集大成として無事に終われたと思う。

優勝したキプチョゲ。彼はやはり別格だった。
ケニアチームはコールルームをコール開始すぐに通り過ぎ、その後も全く動かずリラックスチェアで横になっていた。コールの開始からスタートまでは30分あるが、その間静かに横になっていた。他の選手はトイレに行ったり、周りの選手と話をしたり、身体を動かしたりと何かしかのことをしていた。
これが王者の貫禄なのか。ケニアの強さなのか。他の選手が様々に対策をする中、当日はただ静かに過ごす。それができるのは、これまでの準備が万全だからなのだろう。
優勝して帰ってきたキプチョゲにIDカードを返却した時、『conglaturation !』と声をかけることができたのは幸せだった。

キプチョゲのシューズはやはりVFN%2。他の選手もVFN%2が大半で、αFを履いてる選手はごくわずかだった。
他はメタスピード、ホカオネ、on、アディオスプロが少しずつ。そしてαFを履いた選手はあまり好成績を出していない気がする(一山選手くらい?)
リタイアしてきたり、足を引きずっていた選手が良く履いていた印象がある。αFはナイキとしてもやり過ぎたのだろうか?

今日は、これまでに比べると気温はましだったが、それでも棄権する選手は多かった。ただ、暑さにやられて倒れる選手は少なく、脚のトラブルでリタイアした選手が多かった。やはり過酷な種目である。

こうして、北海道でのオリンピックが終わった。この1週間で経験したことが多すぎて頭の整理に時間がかかりそう。でも、今回の経験は間違いなく自分にプラスになったし、これからの人生に活かされると思う。この機会をくれた方、そして送り出してくれた家族に感謝したい。

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