見出し画像

アラフィフおかんが行く語学留学inマルタ/計画編①

私は「おかん」。
絶賛就活中の大学4年生の娘と大学1年生の息子がいるごくフツーのおかんです。下の子の大学受験とお弁当作りの生活が無事終わり、子育ても一段落と思っています。これからの人生、これから始まる長い長~い老後生活に向けて第3の人生をスタートしようと計画しています。

・第1の人生:生まれた時
・第2の人生:結婚した時orおかんになった時
・第3の人生:おかん業務終了した時

人生のタイミングは人によって様々だと思うけど、私的考えは、子どもたちももうお子ちゃまじゃないんだから、自分のこと、家事など自分でやりなさい。いつまでも、私(おかん)が毎日ご飯を作っておかないと、家族がおなかを空かせてしまう…という状況では困ってしまうわけです。それに私は飯炊きババアじゃないのです。

おかんも人間。夢もあれば、未来もあるのです。


第3の人生をどう過ごすかを考える

「子育てが一段落したら私はその先どうしよう」これは子供が高校生の頃からずっと考えていました。「仕事をもっと頑張る」「旦那と旅行を楽しむ」というよくあるこの考え、全然ひかれません。それをこれから20~30年するかと思うと、全くもってワクワクしない。

第2の人生時の私は、子どものため、家族のことを一番に考えて生きてきました。だからこれからは自分のために考えるようにしよう。第3の人生は第2の人生と同じくらい長い人生なのだから。


48歳で語学留学をしようと思った理由

我が家はホストファミリーをしています。かれこれ7年、アメリカ・中国・韓国・台湾・ニュージーランド・カナダ・スイス・オーストリア・インド・ペルー・イラン・カザフスタン、12か国、22人の留学生と暮らしてきました。短期間の子もいれば、1年間いた子もいます。この経験はとてつもなく楽しく、私の人生を大きく変えてくれました。世界中にかわいい息子と娘がいる世界のおかんになれた気がしました。

ホストファミリーを始めたきっかけは上の子が高校1年の時。学校で短期留学の話があって、留学したら英語も学べるし、異文化交流ができていいなーと漠然と思いました。でも2週間の留学で50万円くらい。「た、た、た、高い!」しかもたったの2週間。ということでいったん保留、というか断念。

だったら逆の発想で、留学生をうちに呼べば、家族全員が留学気分を味わえる!しかも長期で味わえちゃう!安価で!それに外国人と暮らせば、子供は英語が得意になるかも!そしていつのまにか私も英語が話せるようになるかも?!なんて期待をしながら始めたのですが、結果は私の英語力は磨かれず、留学生の日本語力だけが磨かれていきました(ま、留学生的にはそれが目的だからOKなんだが)。

いつでも英語で話せる環境にいながらも、つい甘えて日本語で話してしまうのが原因かと。日本語が得意じゃない留学生とももっとちゃんと話したい、英語の会話をしているときに同じタイミングで笑いたい、これはもう日本語のない世界に行くしかない!と思いました。


息子の高校の卒業式は、おかんもおかんの卒業式

留学をしたい気持ちを家族に伝えたのは、下の子が高校1年生の頃。なので息子が浪人になると、私の夢が1年遅れてしまうことになるので、浪人せずに現役合格してね!と言いました。

その話をアメリカ人留学生にしたら、「なぜ日本のお母さんは家族のために自分を犠牲にするの?家族は応援してくれるんだから、行きたいときに行くべきだよ」と言われました。これはうちに来たアメリカ人5人全員が同じことを言いました。

日本の当たり前とアメリカの当たり前は違う。こういう発見をするのが私は大好きなんです。そう言われ、息子は絶対浪人できないと思ったのか、現役合格を果たしてくれました。はれて息子は大学生に、私は留学生になれるのです。ありがとう!おめでとう!息子と私

画像1


いつ行くの?今でしょ!の理由

言い訳かもしれないけど、子育てが一段落したこの時期。上の子は地方の大学で友達と二人暮らしをしているので、そもそも自立をして自分のことは自分でやっています。息子と旦那のこれからは私に頼らず、自分のことは自分でやるようになります。まだ私たち夫婦の両親は健在で介護は必要ありません。

でもいつ介護が始まるかわからない、始まったら終わりの見えない介護が始まっていない今、そして孫の世話、これらがない今こそがベストタイミング!と、豪語し、48歳は旅立つことを決意しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?