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相手を知り己を知るためのツール「シュートエリア分析シート」

皆さんこんにちは、tonbiです。

今回は個人のシュート率の分析に特化した、「シュートエリア分析シート」をご紹介します。


以前ご紹介した「スタッツ記録シート」は、チームの戦力を分析することに主眼を置いたものであったので、レイアップ、ゴール下、ミドルといった、ざっくりとしたエリア分けでの記録でしかありませんでした。

今回ご紹介する「シュートエリア分析シート」は、各選手がコートのどのエリアからのシュートが多いのか、またそのシュート成功率はどの程度なのかを分析するためのツールです。

具体的には、
 レイアップ     :左サイド、中央、右サイド
 ゴール下      :左サイド、中央、右サイド
 ショートレンジミドル:左0度、左45度、中央、右45度、右0度
 ロングレンジミドル :左0度、左45度、中央、右45度、右0度
 3ポイントシュート :左0度、左45度、中央、右45度、右0度

というように、5種類のシュートについて各角度からのシュート本数と成功率を記録できるようにしています。

「シュートエリア分析シート」はエクセルで作成しており、シートは3種類あります。

一つ目のシートは、試合やビデオを見ながら記録をつけるためのシートです。下図のように、コートの図面上に〇✖でシュートの成功・失敗を記録していき、最後に右側の表に本数を入力すれば、各エリア毎のシュート本数や成功率を確認することができます。

シュートエリア分析シート(例)

1試合だけはその選手の特徴を把握するのは難しいので、各試合の結果を集計できる一覧表を、2つ目のシートにつけています。1つ目のシートの成功・失敗の行をコピーして貼り付けていくことで、表の左側にすべての試合の集計が表示されるようになっています。

シュートエリア分析一覧表(例)

3つ目のシートでは、集計結果をより視覚的に確認できるように、グラフをつけました。

シュートエリア分析集計表(例)

シュートエリア分析を行うことにより、自チームの選手の特徴や得手不得手がはっきり分かるようになります。また、何度も対戦するような相手チームのキーマンを分析することにより、ディフェンス時の対策を立てる上でも有効です。「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」ですね。

活用してみたいと思っていただけた方は、末尾の有料エリアよりエクセルファイルをダウンロードしてください。

なお、今までの「スタッツ記録シート」はミニバスに特化したツールを作成してきましたが、今回は一般ルールも意識して、3Pシュートについても分析できるようにしました。

また、「スタッツ記録シート」についても時間があるときに、一般対応型のものを検討してみたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします!

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