三杯目のレモンサワーと逆転の神様に祈り
この世に神様がいるなら、土下座してもいい。
枕営業でも何でもするから、就職先を決めてほしい。
難なく駒を進めてきた人生のスゴロクで、「一回休み」を何回続けているのだろうか。
賽の目が5でも6でも、もう一歩のところでゴールでも、マスを戻り、戻り、また戻り。
結局、ふり出しに戻っているではないか。
気が付いたら大学4年生の夏。
周りの友達は既に内定というゴールに駒を進め、残り少ない大学生活を満喫している。
ひとり残された私はというと、エントリーシートから数えて37連敗。
暗黒