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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」

U-NEXTで「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を観ました。

全8作のうち7作目!

学生として保護されていた立場から、外の世界に旅立つ3人…という感じで、なんだか寂しかったです。

子ども~思春期って、家庭や学校を窮屈なものと見なしがちですが、そうは言っても「守られている」んだよな~と感じました。

規律もなく、先生も保護者もいなくて、自分たちで考えて行動することって大変なこと。

ホグワーツ魔法魔術学校でのドタバタが懐かしいな…と思いました。

そして、ハリー・ポッターってとても政治的なテーマのお話なんだな…とここまできて気づきました。

序盤のストーリーでも「血統」「家系」「純血」の話があり、ふーん…と思ってたのですが、多くの魔法使いが恐れるヴォルデモートがやろうとしていることが、「魔法使いの純血化」で、「民族浄化」でした。

ヴォルデモート=ヒトラー、なんですね。

そういう狂信的な人物が政治的な権力を握った時の世界の壊れ方…、抗う人々…がシリーズのテーマなのか、と分かりました。

だから、映画を観ているとたまに安倍政権下で起きた事柄を想起していたのだな…と思いました。

ヴォルデモート復活後のダンブルドアの失脚や、ハリーたちが追い詰められていく様子と、現実がリンクするな…と。

強権的な支配者は、人事を握って支配するんだよね。

まともな良識の持ち主が隅に追いやられ、隷属的な人材が重用される…

魔法ファンタジーと思いきや、政治ドラマみたいになってきました。

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