見出し画像

欲しいものを「描いて」物欲を昇華しよう|会話ログ#25

今のじぶんの欲しいものをイラストに描いて、物欲を昇華しようじゃないかという回です。

『隣の席のふたり』
日々の思ったこと、楽しかったこと、挑戦してみたことを、仲良しのふたり【osi = デザインする人】【しづむ = 漫画を描く人】が話します。(毎週水曜日更新)

【音声版はこちら】欲しいものを「描いて」物欲を昇華しよう|会話ログ#25


欲しいものを描いてきた

しづむ:
ごめん、あげるものをいくつにするかぜんぜん決めてなかったね。わたし、2個なんだけど。

osi:
え、2個!? ちょっとまってよ6個描いてきちゃった!!

しづむ:
物欲あるじゃん。ぼんやりこういうのが欲しいっていうのはあるけど、具体的にこれが欲しい! っていうものが意外と思いつかなくてさ。

osi:
あ、わかるわかる。そういうぼんやりしたのはわたしも除いた。2個かぁ、厳選したなぁ。

まずふたりで見せ合う(同時に出すことをベイブレード方式と呼んでいます)

しづむ:
めちゃかわいい〜!! あ、なるほどねぇ。けっこうちゃんと考えたつもりだったけど、見てたら、わたしももっと欲しいものあったはずだわと思った。

osi:
あ、いいねぇ〜。わたしけっこうちゃんとリスト作って考えたから。


osiの欲しいもの──気分があがるおしゃれなものたち

画像1
リップ、ケース、カチューシャが「おしゃれ3点セット」です

しづむ:
特にこれ欲しい! ってやつはどれ?

osi:
えっとね、買えそうなやつはね。KINTOのアロマオイルウォーマー。下がろうそくで上が瓶みたいな。上に水とアロマを入れて温める。

しづむ:
かわいい!

osi:
かわいいし、わたし眠れないって言ってたじゃないですか? だから香りから攻めたほうがいいかなと思って。欲しいなと思ってます。これは買えるかなぁ、買いそう。

しづむ:
なるほど、手が届くってことね。

osi:
で、めっちゃほしいけど高いなぁと思ってるのはこのカメラ。RICOHのGRⅢってやつ。10万前後するからなかなか買えなくて。カメラずっと欲しいけど迷ってる。なんでこのシリーズかというと、小さくて持ちやすいからです。

しづむ:
ああー……ほんとに大事だよね、それ。

osi:
そう体力がないからさ、旅行先で重いものを持って歩けなくて。自分は写真初心者だから、性能よりもまず持ち歩こうと思える軽さと小ささを求めてる。

しづむ:
なるほどね!

osi:
これはね、おしゃれ3セット。カチューシャが欲しいの。アレクサンドル・ドゥ・パリのヘアアクセサリーみんなかわいいんだけど全部1万以上するんだぁ。あと「一本持ってればいい女!」みたいな、気分が上がるリップがほしくて。見た目が好きでかわいいのが、クレ・ド・ポーのリップ。

しづむ:
なるほど、お守り的なリップね!

osi:
そう、でも高いなぁ……。ご褒美的な感じで買いたいな。で、それを入れるリップケースも欲しいの。あ、これかわいい! と思ったのがエルメスのやつで7万くらいするやつだった。絶対買えないじゃん。安月給の世界にいすぎてハイブランドを買う文化がないから、一回買ったら奉ると思う。

しづむ:
持ち歩かないじゃん(笑)たしかに迷うね。7万だとリップケースの外側のバッグが買えちゃうもんね。

osi:
そう、だからこれは憧れなんだけどね。かわいかったんだぁ。

しづむ:
あとは気になるのがひとつありますね。

osi:
これね、欲しいんだよね。ジェリーキャットってぬいぐるみ界で有名なとこだよね?

しづむ:
ああ、このシリーズか!

osi:
このしろくまがかわいくて。一回お店で見てしばらく眺めたんだけどやめたんだよね。べらぼうにかわいかったの。輝いてたの。他の子たちより。

しづむ:
勢いで買っちゃえばよかったのに! 今からでも間に合うよ。買おう。ぬいぐるみさ、いいよね。欲しい。

osi:
いいよねぇ!? ぬいぐるみ。欲しいよね。今度一緒にぬいぐるみを買いに行こう。

しづむ:
いいよね。でも、買うときはドキドキするよね。

osi:
そう。けっこう高いじゃん、ぬいぐるみって。びっくりするくらい。こっちの考えてる相場とぜんぜん違うから。こっちがナメくさっているだけなんだけど……。ぜんぜん高くていいんだけど、ちょっと。

しづむ:
ちょっと驚いちゃうよね(笑)こっちがこれくらいで欲しいな〜と思う2倍くらいするイメージある。

osi:
でも欲しいの。今度家にあるぬいぐるみの紹介しあおうか。


しづむの欲しいもの──挑戦したいけど勇気が出ない

osi:
しづむさんのは?

しづむ:
わたしはYAMAHAの電子ピアノ。しっかり88鍵盤あるやつが欲しいの。普通のピアノほどはなくても、コンパクトな電子ピアノでも満足できるようなやつ。

osi:
なるほど、しっかりいろんな曲弾けるくらいのやつね。

しづむ:
子どもの頃ピアノ習ってて、離れてからはもう長いんだけどね。この間実家帰ったときにたわむれにピアノを弾いてみたらぜんぜん指が動かなかったのが悔しくて。「エリーゼのために」さえ弾けなくなってて。でも楽譜見てやって弾いてみてたら……またやれるんじゃないかな? という気がしてまして。

osi:
ピアノ、いいじゃん。でも、置き場所に迷ってるんだっけ?

しづむ:
シンプルにそうなんだよね。でも、興味あります。

osi:
買いなよ! 楽器はね、いいよ。気分転換になる。その瞬間はね──音楽だけになるから……。

しづむ:
え? かっこよ……(笑)osiさんは今もけっこう楽器演奏するんだよね? 定期的に触ってるって聞いて、すごいなぁと思った。

osi:
気分に波はあるけどね。でも楽しい。子どものとき習ってたときのピアノは義務感があったけど、自由になって弾くピアノはいいよね。なんかゲームのプレイに近い感じがあった。

しづむ:
あ、その「ゲームっぽい」って感覚わかるなぁ。この間ピアノ触ったとき、いいプレイができるまで練習するような感じがゲーム感あった。

osi:
でもピアノ高いから悩むよね。

しづむ:
そう。それをおしてまで買っていいのか? 置いていいのか? 弾くのか? という……自分との戦い。

osi:
もう一個もいいよ。

しづむ:
もう一個は服。KENZOのTigerのスウェット。ロゴと虎の頭がスウェットの真ん中にドーンって入ってるデザインのやつ。ちょっとお茶目な服。色とか素材感でいろいろ種類があって、その中でいいな〜と思うのがあったんだよね。

osi:
かわいいんだ。

しづむ:
そう。派手な柄なんやけど、刺繍の糸のテカリだけだからそこまでギラギラしてなくて、意外とゴージャスに見えるようなやつだったの。それが欲しかったんだけどサイズ感とか値段とか考えてやめちゃった。こういうお茶目な柄が欲しいの。

osi:
やっぱ、服ほしいよねぇ。わたしも服欲しいんだけど、今回挙げるには「これ!」っていうのが決まらなかったんだよね。

しづむ:
こういうの欲しいという漠然とした欲は多いんだけどねぇ、服。

osi:
そうそう。「見つけてない」って感じ。こういうのほしいっていう理想が自分の中にありすぎて、なかなか買えないんだよね。おしゃれな人ってもっと柔軟なんだろうな。服に出会ったその場でぱっと思いつくのかな。

しづむ:
難しいなぁ。


今回は持っているものではなく欲しいものの話をしました。

(ちなみに前回はちょうどみどりの日だったので「今持っているもので緑色のものを見せ合おう」という回でした。
みどりの日なので緑のものを持ち寄ったら、思いがけずいい話が聞けた|会話ログ#24

イラストを描いてみて、お互いに紹介していると、「けっこう欲しい気持ちが満たされたかもね」という感想になりました。衝動買いしそう!! なときにはイラストに描いてみるのもいいかもしれない。

それではまた次回の更新に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?