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横道誠とだいまりこが探る!「当事者研究のワンダーランド」第2回「魅惑と危険のあいだの宗教」〜信教の自由、政治と宗教の癒着、そして宗教2世〜(動画)


開催当時のフライヤー


私たちが抱える固有の”苦労”を「研究テーマ」に設定し、似た苦労を背負った「仲間」とともに生きやすくなるための「自助」の物語を作る当事者研究。
私たちがなんらかの「当事者」として覚醒することで、世界の風景はガラッと変わって見えてきます。
数々の自助グループを主宰し、当事者研究のワンダーランドを立ちあげていく文学研究者の横道誠さんと共に発達障害、子育て、性や宗教2世問題から文学や批評まで様々な角度から「当事者研究」の可能性を探っていく新シリーズスタートです!

第2回テーマは「魅惑と危険のあいだの宗教」〜信教の自由、政治と宗教の癒着、そして宗教2世〜


2022年に起きた安倍晋三元首相銃撃事件によって、政治と宗教の癒着との問題がクローズアップされ、「宗教2世問題」は広く知られるようになりました。
じぶんは宗教問題の「当事者」ではないから、と気後れする人もいるかもしれません。ですが、日々目にする「宗教2世問題」や異なる信仰のもと起きる紛争や戦争のニュースが気になる、という方は少なくないはずです。たとえ「当事者」ではなくても、私たちは「共事者」として、つまり関心を寄せる部外者としても、宗教問題に関わることができます。

宗教をめぐるさまざまな問題が現前化している今、宗教という魅惑的でもあり危険でもある人類文化と信教の自由について改めて考えます。

【参考図書】

『あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究』(太田出版)

『信仰から解放されない子どもたち』(明石書店)

『みんなの宗教2世問題』(晶文社)

★出演者プロフィール★

●横道誠(よこみち・まこと)
1979年、大阪市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科指導認定退学。博士(文学)。専門は文学・当事者研究。40歳で自閉スペクトラム症と注意欠如多動症を診断されて以来、発達障害の当事者仲間との交流や自助グルー プの運営に力を入れる。著書に『みんな水の中』(医学書院)など多数。

●代麻理子(だいまりこ)
YouTube『未来に残したい授業』主催。慶應法法を卒業後、一年にも満たずに専業主婦に。小学生3児の母。育児に専念した期間を経てライターに。「未来世代に申し訳なくないような社会を残さねば…」との思いから、学び直しに一念発起。高等教育を望むすべての人に届けられるよう奮闘中です。現在はYouTubeチャンネルの他、フリーランスの編集として書籍の企画や編集、プロモーションなどを行っています。

(本イベントは2024年1月8日に隣町珈琲で開催されました。)


※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。


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