温泉で「この子さみしそう」と肩をたたかれた話
外国人のマダムだった。
温泉で、いきなり喋りかけられたのだ。
娘のことを「コノコ、サミシソウ。」と言った。
わたしには、二人娘がいる。
長女が4,5歳くらい、次女が2,3歳くらいの時だと思う。
あの頃、温泉が好きで、よく子どもと行っていた。
ワンオペで、温泉に行っても世話に忙しく、お湯で疲れがとれていたのかは、あやしい。
それでも、たっぷりとした熱い湯舟に肩までつかって、ふぅと一呼吸するのが、最高だった。
だって、普段のお風呂は足を曲げて、おもちゃが浮かぶ湯舟に子どもとギ