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天岩戸の神隠れ~幸せって何ですか?~

とても。。。皮肉な恋を通過しました。

踏み締めたのは、相手の【曖昧な態度に隠された、無造作に投げ出された心理。。。我がで選べよ】といった、痛烈なものでした。

彼は。。。全く、優しくなかった。きっと、優しくなれなかったのでしょう。

恐らくです。彼は【自分自身を大切に出来て居ない人】です。

それはまるで繊細で、不器用で、優しくもあるのだけれど。

彼は、自身の大切さ、その意味や価値を知り得ない人でした。

何故。。。そのように【そっぽを向く】のか。。。

その胸に仕舞った大切なものに【背を向ける】のか。。。

大概を見通してしまう私には、【素直になれない、弱さ】に映り、

見ている私まで心を痛めて、彼を気にして、見つめてきました。


【彼には選ぶことが出来なかった。。。選ぶことを他人に預け、放棄していた】。。。今は、そんな風に感じています。

とても優しい彼。。。優しすぎるくらいに。

対して、とても真面目で、いつも真っ直ぐな私は。

【歩調がまるで違った】の。


天岩戸の神隠れ。。。日本神話~古事記~に綴じられた物語を思い出します。

やんちゃな神様の悪戯に怒った、太陽神、天照大御神さまは、天岩戸の向こう側に隠れ潜んでしまいます。

世界が真っ暗になってしまって、困った神々さまは、あれやこれやで、天照大御神さまを天岩戸から引っ張り出す。

そんなお話。


まるで、太陽神、天照大御神さまのような、皆のカリスマな彼は、

皆が知らないだけで、【天岩戸の向こう側】に、いつも居ました。

私は、そんな、彼の。繊細さや傷付きやすさを。

実は、私なりに見て知って、眺めていたの。【眺めているだけ】だったけど。

いつしかそれは、【情】に変わり、【憎】にも変わり。

彼への気持ちは一進一退、塗り変わり立ち替わり、毎回新しく【甦らせられて。。。挑まされて】。

傷付きやすい彼と共に過ごした私まで、痛いくらいに傷付いて、傷を重ねて、、、遂に、ボロボロになって、その道を外れました。

【外れるしかなかった】の。

ようやく、私が、【外れることを望んだ】から。

彼は一度も、【ここを歩け】とは言わなかったけれど。

私は何故か、その道を選んで、歩いてきました。

私も、同じくらい、真面目だったら。

その背中に何か【重荷を背負って道を辿ろうとする彼のどこか孤独な姿が気に掛かって。。。気に病んで。】

私はそれに、【焦がれ】ていました。

【心配だった】の。目に映る一人として。


悪い人ではなかったから。この人にも、小さくもない、重要な気付き(教え、学び)をもらいました。

私は、その人の真面目さに必死でしがみついて。

私なりに、【情けを掛けよう】としていました。

彼は、全然。私に【情けを欲することは、しなかった】のだけど。。。


毎回、私は、【必要ともされない情けを掛け続けてきました】。

【義務】でした。【使命】でした。

目の前に居る、傷を負っている人に、【手を掛けないわけにいかない性分】だったから。

【酸いも甘いも、愛も憎も、表も裏も。。。】

ほとんど全て、吸い付くして。

私は、これ以上ないくらい、傷付いて、傷を負って、疲れて闘えなくなって。

やっと、歩みを止めようとしています。ううん、立ち止まったのかな、もぅ既に。

【自分は必要ない】と。。。思い至りました。

かれこれ、この数年間の内に、その瞬間は、何度去来したことでしょうか。。。

【他人に見えないところを見つめている】私は、

【他者が気にしていることには興味がなくて】。

独自の視点で彼に向き合い、手を差し伸べてきました。

全部、【振り払われた】けど。

でもだから。。。

これが最後です。

もぅ、彼のことは、他の神々さまに預けて、私は出雲にでも行くのでしょう。

彼にしてみれば、私は。。。【悪戯を繰り返して、自分を困らせる、迷惑な神さま】でしかなかったの。

彼の世界は、私が居なくても、回っていく。

私も、彼から遠く離れた、他所の地で。

穏やかな日常の繰り返しを願うのでしょう。


長かったけど。。。苦しかったけど、学びもあった。

概要はこれのみに非ず。

私の非常に幼い、微睡みにも似た【夢の時間】も、封ぜられてきたのだけど。

もぅ、【夢を見ることは終わり】にします。

私は、天照大御神さまがどこかで照らすこの世の何処かに在りながら。

自分なりに【目を見開いて生きていく】の。


~幸せって何ですか?~

こうであるはず、こうであるべきが、この世に存在していないことは知っていました。

自分の捉えた情報が、私なりのオリジナルであったことも、理解していた。

でも私は、それを。【実際に試してみる】ことを。いつか、しなくてはなかったの。

それが、ある人に、どんな風に通じ、どんな風に伝わり、どんな風に対処されるのかを。

私は【知らなくちゃなかった】の。


【甲斐のなかった】この数年間を。

【実践するしかなかった】の。


私は今ここで、~様々に在る、幸せの形(命の形態)~に目を向け、

数だけ存在する、その尊厳を受け入れ許し、その幸福な未来を静かに願う。。。

そういう姿勢を取らなければなりません。選ばなければなりません。

【尊重する他ありません】。

これが【諦めであっていい訳がない】。

【他者の希望を願い、自分を道よりおろして】。

【他者を好んで歩ませ、自分の在るべき姿を人知れず、実践する他ありません】。

本当はね。。。その、他者が辿る道も。

【整備してやろうとした】のが、【過去にいた私】なの。

私には、荷が重かったみたい。

【道を外れ、他者を歩ませ。その背中を見送り、私は進路を変えて、自分の土地を目指す】。

多分、今これから、そのように生きるのだと思う。


思うに任せない人生です。

思うままには生きれないけれど。

私なりに用意出来る解答がある。


【広く世界を救いたい】。。。

そう願っても。

【私には、私にしかない、やり方がある】。


偉人変人天才のようには出来ないけれど。

【小さな動力で、世界を願う】。

私がこの先、目指す【解答】です。


あなたの~幸せって何ですか?~

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