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自己紹介|写真遍歴

こんにちは、TOMOYAです。
社会人になって以来、公のインターネットに文章を晒すことに一定の抵抗があり、鍵のついたTwitter a.k.a ”X”でPostする日々を送っておりました。

ただ、元々文章を書く行為が嫌いというわけではなく、ネタさえあれば書きたいと思っていたのも事実。ふと自分が最近心酔している写真について書こうと思い立ち、「その他ブックマーク」の片隅に追いやられていたnoteを開いて筆を執り、もといキーボードを叩き始めた次第です。

前置きが少し長くなりましたが、今回は自身の写真遍歴について、実際に撮影した写真とともに振り返りたいと思います。

1. まずは自己紹介から

数寄屋橋交差点にて|2021/2/13

「まずお前は何処の馬の骨なんだ」という話ですが、自分は現在26歳の社会人です。岐阜生まれ東京育ち。仕事は事業会社でWebマーケターをやっております。まともに写真を撮り始めたのは社会人になったタイミングで、歴としては4年ちょっとです。

写真を撮るようになったきっかけは、大学卒業と同時に一眼レフカメラを購入し、シャッターを切る悦びを知ってしまったことでした。

画質や撮れる写真の幅の広さは言うまでもなく、ズームリングに手を添えて景色を切り取る面白さ、シャッターの開閉が織りなす機械的な音を鳴らす気持ちよさ等々、撮るという行為そのものに、スマホのカメラには無い魅力を感じたのでした。



2. 写真を撮り始めた頃(2019年3月〜)

一眼レフを初めて手にした日、家の近くの公園で|2019/3/21

人生で初めて手にしたカメラは「Canon EOS Kiss X9」でした。当時の価格はズームレンズ付きで大体6万円ほどで、一眼レフの中では初心者モデルと呼ばれる部類のカメラです。

ただ、F値やISO感度などのカメラの知識を一切知らなかった当時の自分にとって、十分過ぎるほどの写りと機能を持つ機種でした。

どこに行くにもカメラを持ち歩き、とりあえずシャッターを切る日々が続きました。思い返せば、この頃が一番純粋な気持ちで、写真を撮る楽しさを享受していたと思います。

鶴岡八幡宮の菖蒲祭にて|2019/5/5



3. レンズの沼にハマる(2019年8月〜)

50mmの単焦点レンズを購入した日、ホッピー通りにて|2019/8/2

「単焦点レンズを買うと、レンズ沼にハマる」と写真界隈が集まる掲示板で沼ライフを満喫するカメおじ達(注 : カメラを寵愛する中年男性の群れを指す)が書き込んでいるのを見て、試しに焦点距離50mmの単焦点レンズを購入したところ、見事自分も沼ライフ満喫カメおじの仲間入りを果たすことになりました。

単焦点レンズを知らない方向けに補足すると、焦点距離が決まっているレンズ(ズームができないレンズ)のことを指します。自分が買った焦点距離50mmのレンズは中望遠域にあたり、F1.8という珠玉のボケを楽しむことができるレンズです。

このF値というのが写真を撮る上で重要な要素で、この値が小さければ小さいほど写真は明るくなり、尚且つボケの量を大きくすることができます。

写真の明るさを決める要素には、この「F値」と「シャッタースピード」と「ISO感度」の3つが関係しているのですが、明るさを担保するために無理にシャッタースピードを落とすと手ブレが発生したり、ISO感度を上げると画質が低下するため、光量が少ない場面ではこのF値の低さが重要になってきます。

先ほどの写真が夜にも関わらず、一定の明るさを担保しながら高画質で撮ることができているのは、このF値が低い単焦点レンズを使用しているためです。

ズームレンズでは撮ることができなかった写真が撮れるようになり、更に深いシャッターを切る悦びを知ってしまった自分は、カメおじ達が手招く沼にズブズブと浸かっていったのでした。



4. フルサイズ機を購入(2019年11月〜)

Canon EOS RPを購入した日、新宿にて|2019/11/30

人間とは欲深い生き物で、欲しいものを手に入れても、次なる欲しいものを探してしまうものです。カメラを手に入れて半年が経過し、いつの間にかレンズが1本から4本に増殖しており、新しいカメラの本体も購入しました。

購入理由は色々とあるのですが、撮れる写真の幅を広げたかったというのが主な理由です。新しいカメラはCanon EOS RPという機種で、フルサイズ機と呼ばれるミラーレス一眼です。

フルサイズ機とはなんぞやと、カメおじを代表して補足説明したいのですが、長くなりそうなので割愛します。超簡単に言えば暗い場所でも高画質でよく撮れるカメラです。

このカメラを手にしてから、カメラ自体の設定、構図や光の方向、被写体の選び方などをより意識するようになりました。構図に関する本を読み漁り、自分が上手いと思う写真家の方々の撮り方を徹底的に真似することで、基礎力となる部分を磨いていきました。



5. レタッチに注力開始(2020年4月〜)

京都の瑠璃光院にて|2020/11/8

コロナ禍に突入し、緊急事態宣言により気軽に外に写真を撮りに行けなくなりました。当時実家暮らしだったため、こどおじ(子供部屋おじさん)として在宅ライフをエンジョイしていたのですが、あまりにも暇だったので今まで撮影した写真の整理とレタッチに注力するようになりました。

この頃から写真の色味の調整に興味を持ち始め、自分好みの色を追求するようになるのですが、これがレンズ沼以上に深い沼でした。かれこれ今でもハマっており、底が見えない沼の中で必死にもがいている最中です。

ただ、「自分好みではない写真の色」は追求する中で見えてきました。明暗差がキツい、彩度が高過ぎる、青色が強く透明感を追求している写真などは自分好みでは無いです。


6. 富士フィルムへ移行(2021年5月〜)

愛媛県下灘駅にて|2021/10/12

自分好みの色を追求する中で、富士フィルムのカメラのフィルムシミュレーションという機能を知り、まさしく自分が追い求めていた色を表現できると思い、3台目となるカメラを購入しました。X-S10という機種で、今でも愛用しているミラーレス一眼です。

富士フィルムのカメラの良さは枚挙にいとまがないのですが、とりわけ写真を撮るという行為自体の面白さが格段に上がったと考えています。

Canonのカメラを使用していた頃は、自分好みの色は後で調整するというレタッチ前提の撮影環境でしたが、富士フィルムのX-S10は前述のフィルムシミュレーション機能を搭載しており、撮った時点で自分好みの色がほぼ完成している状態になりました。

この撮影環境の変化は自分にとって大きなもので、写真を撮るモチベーションが上がり、「出かけるついでに写真を撮る」のではなく、「写真を撮るために出かける」ことが増えました。



7. インスタグラム開始(2023年8月〜)

最近購入したレンズを試しに浅草寺で|2023/7/18

突然2023年の現在に飛んでおりますが、2022年はどうしていたかというと、カメラではなくPS5のコントローラーを握り、Apexというゲームに1,000時間以上溶かしていました。この期間はほとんど写真を撮っておらず、ゲーム内でしか通用しない称号をあくせくと集める日々を過ごしておりました。

この撮影環境の変化は自分にとって大きなもので、写真を撮るモチベーションが上がり、「出かけるついでに写真を撮る」のではなく、「写真を撮るために出かける」ことが増えました。

「6. 富士フィルムへ移行」より

このモチベーションはどこに消えてしまったのでしょうか。思い返せば、全てApexに吸い取られていたのだと思います。

最近になってようやくApexの熱が冷めてきたので、何か始めるかと思い、思い出したかのようにカメラを再び握り始めたというわけです。長い間埃を被ってしまったX-S10には本当に申し訳ないと思っています。


そこで、気持ちを入れ替えて再スタートするべく、今まで撮り溜めた写真を投稿するInstagramのアカウントを開設しました。
https://instagram.com/tomy_ztn?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

開設といっても、元々適当な写真を上げていた自分のサブ垢をフルリノベして再開しただけです。ただ、今回は載せる写真のコンセプトを固めており、クオリティもある程度担保したものをアップしているつもりです。

開始して3週間近く経過しましたが、今のところ順調にフォロワーが伸びており、ありがたいことにDM等で感想やコメントも頂けております。

アカウントを再開した理由や、投稿のコンセプト、続ける中で気付いたことなど色々とありますが、この話はまた機会があればnoteに投稿しようと思います。

Apexのように熱が冷めないことを願いながら、自分のペースで続けていきたいです。よかったらフォローお願いします。更新が止まったら、PS5のコントローラーを握り始めたと思ってください。

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